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生い立ち~16歳(高校編)

2016年03月07日 00:35

さて、高校生編をのんびりと書かせていただきます。



まず、本来だったら私は

中学校卒業と同時に、どこか遠くへ行って働こうと考えていたんですよ。

働くことは別に考えて、まず家を離れたい、遠くへ行って生活したい

そんなことばかり考えていたんですね。


暴力とか、頻度が増えていましたし

車庫で寝るのも、嫌だったし

ぼんやりと「北海道「東京」大阪」くらいで考えていましたね。

このどこかへ行こう、このどこかで生活しよう

一生会わなくて済むし、二度と同じ空間にいなくて済むって考えていました。


でも、おばあちゃんが

平和な良い時代なんだから、女の子も勉強したらどう?
世界が少し、広く見えるかもしれないわよ」

って、言ってくれて

少しだけ「高校に行ってみようかな」って考えになったんですよ。

でも、「親の協力を得ないで、どうやって高校に行くんだ?」って担任から言われて

私が頼れる大人って、おばあちゃんしかいなかったんですね。

なので、諦めようとしたら

おばあちゃんが「県立高校だったら、行けるでしょ。お金も高くないって聞いたわよ」

と、私立という選択肢は無くなりましたけど、高校への道が開けたんですよ。


この時は、担任は何も協力してくれませんでしたけど

学年主任の先生と、教務主任の先生が色々としてくださって

おばあちゃんが保護者ということで、当時の民生委員さんとかも頑張ってくれて

初めて「両親は無関係」で、進学出来たんですよね。

何かね、自分で何も成し遂げてないのに

回りの大人が頑張ってくれたっていうのに

あまり私は「進学できる」って実感なかったんですよね。


親とまだ同じ空間にいないといけないっていうのが、耐えがたかったんでしょうね。


一応、県立学校も「成績に余裕がある」ところで探して

尚且つ、遠くなく近すぎずの場所を選ぶってことで

電車で3駅隣の高校に行くことになりました。


一応、試験は問題なく合格しましたけど

「受からない方が、どこか遠くへ行ける」って考えもあったので

半分嬉しく、半分がっかりでしたね。




卒業した後は、短い春休みの間に

ご近所さんの畑の手伝いをおばあちゃんが手配してくれて

そのお手伝いのお駄賃で電車の定期を買ったり

細々としたものを買ったりする費用に充てたりしましたね。

高校制服セーラー服だったので

中学の服が着られましたし

鞄とかも、中学スポーツバッグが流行っていたので

何も困ることなく、高校へは行けましたね。


授業料などはおばあちゃんが支払ってくれ、電車の定期代は私が自分で稼ぐという約束で

何かアルバイトを探すということでしたけど

高校2年までは、アルバイトしなかったですね。

当時はダイヤルQ2というのがあって、

デートするとお金を貰えるものがあったので

お金に余裕のあるおじさま達から、少しずつ頂いて

お小遣いやら電車賃やら、稼いでました。

2日くらいで5人とか頑張ると、大抵10万円近く稼げたんですね。

一緒にご飯食べるとか、車の中で2時間くらい過ごすとか

最初の時点で名刺とか貰って、事件に巻き込まれるのを防止したり

今思えば、浅はかすぎましたね。



私が入った学科は普通科だったんですけど

あまり頭が芳しくない学校だったので、授業は難しくないし

部活もあまり本気じゃなかったので、けっこう緩い感じだったし

何より「家に近くない場所」っていうのが、気に入りましたね。

夜遅くまで同級生と遊んで、最終電車1本前とかで帰ったり

そのままお友達の家に泊まって、学校へ行ったり

初めて快適な毎日でした。


とりあえず、人生で初めて「財布」を持ったし

ファミレスマックも自由に行けたし、欲しいものも買えたし

メイクも出来たし、何より自由な時間だったので

永遠に高校生やれたらいいのにって思ってましたね。


このままの考えだったら、間違いなく風俗嬢とか極道情婦とかになってたんじゃないですかね?

自分自身、そういう生活でも悪くないんじゃないかって思ってましたから。


そうならなくて、本当に良かったですけどね。




しばらく退屈な感じが続くと思います。

高校1年のころは、大した事件がなかったですからね。

せいぜい、相も変わらず親からの理不尽暴力
寝床の布団が「悪臭の元」とか言って捨てられて
寝る際にかけるものが無くなったことくらいですかね。

おばあちゃん家で寝られるので、何も問題なかったですけど
私なりに大事にしていた布団だったので、殺してやろうと思うくらいムカついたのを覚えてますね。



これだけ過去のことをムカムカしながら書いていますけど
すぐ横で娘が、絵本を私に読んでくれています。

この子の「Mom, Ilove you」の言葉と優しさ

今の両親の心からの優しさに、私は救われています。

人生って、わからないものですね。

高校の時は、私が子育てするなんて想像しなかったし
理想の両親と同じ屋根の下で暮らせるなんて、思いもしませんでした。


では、表に続きます。





掲載元
http://blog-imgs-78.fc2.com/e/r/o/erogazoubokkies/blonde0503001.jpg

このウラログへのコメント

  • ゆ~~さん 2016年03月07日 03:26

    ただ読むしか、言葉が浮かびません

  • いしひろ 2016年03月07日 09:56

    おばあちゃんがいてほんと良かったね~!
    おばあちゃんも一人じゃなくなって良かったのかなぁ?

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