生い立ち～13歳から15歳（中学編）

表からの続きです。


いよいよ中学生になった私の回顧録ですが

つまらないと思う方は、このまま読むのを止めてくださいね。



相変わらず、入学式に親は来ませんでした。

家庭として成り立ってないですからね。

まあ、こんなものです。


寝床も変わらず車庫の中でしたが

おばあちゃんがお布団の他に、寝袋を買ってくれていたので

寒いと感じることは、ほとんどありませんでした。

ただ、夜中におしっこに起きた時は

非常に面倒でしたけどね。


今みたく、手足がそのまま寝袋になっているやつじゃなく

そのまま寝袋でしたから。

チャックを下ろして脱ぐのって、結構面倒なんですよ。


入学して、部活はどこかに所属しなければなんですけど

私はお金が一番かからなそうな水泳部にしました。

泳ぎは見様見真似で、小学校でも泳げたので

何とかあるだろうって、お気楽な考えだけでしたね。




部活に熱心になるのは、私には都合よかったんですよ。


家に帰るのが、それだけ遅くなって当たり前ですからね。


この頃は車庫に帰るのが嫌になってて

たまにおばあちゃん家で寝て、そのまま中学校に通うっていうのが

当たり前になりつつありました。


おばあちゃんは、前よりも足が悪くなっちゃったので

あまりお出かけしたりしなくなりましたけど

それでも、お買い物とか一緒に行ったりして

私の中では楽しい時間でしたよ。

部活を始めて、しばらくすると

野球部とかバスケ部が、よく泳ぎに来てましたね。

3年生がしょっちゅう口説いてきたりして面倒でしたけど

適当に答えておけば、関係がこじれることもなかったし

ある程度は優しくしておかないと、男って怖いですからね。

何も世の中を知らないのに、やけに知ったかぶりして世を見据えた感じで生きてました。

この年の文化祭で、3年の先輩に呼び出されて

告白されたんですけど断ったんですよ。

次の日の片付けで武道館裏で段ボールまとめしていたときに

襲われたんですよね。


父親以来の、2回目の恐怖でしたね。


断った怨みだったのか、初めからヤリたいだけだったのかわからないですけど


父親の時ほど苦労なく抵抗できましたから、何ともなく。

ただ、キッチリ先生に告げ口したことで結構な大事になりまして

私の名誉のため？とか何とか言って

警察沙汰だけは勘弁してやる的な判決を、襲ってきた先輩の担任が言ってきました。


まあ、大人の都合による「隠ぺい」ってやつですよね。

そりゃ、今となっては「自分の教師生命の危機」くらいの事件ですから

隠したくもなりますわな。

私は当時、そんなことすら思い浮かばなかったですけど

大人になると、わかりますね。

夏の終わりに、下着泥棒事件がありましたね。

私のを含めて水泳部員の女子の下着が

しっかり上下盗まれて、もちろん見つからないと。

これ、1度だけじゃなく何度もありましたね。

しかも2回目からは、ゆう子先輩のと私のだけっていう

狙い撃ち状態。


絶対、外部犯じゃないって言ったのに

先生だってわかってるのに、何故か内部を疑わないっていう。


まあ、こんなろくでもない中学だったので

いい思い出はゼロです。


この下着泥棒のせいで、私の下着が全部なくなりました。

おいそれと買ってもらえるわけじゃないので、本気で殺してやりたいくらい恨みましたね。



2年生では、同じ小学校出身の男子が

こぞってヤンキーになっていきました。

女子も一部が化粧をしてきて、やはりヤンキーの仲間入り。

私はそんなお金もなく、興味も無く

至って普通のまま。

この頃はまた、親の理不尽な暴力が始まったころで

首を絞められるようになりましたね。

一番怖かったのが、寝ている時。

車庫で寝ていると、そっと扉を開けて

母親が箒で叩いてくるんですよ。

それも、足とか背中とか

動きを止めて、じっくりいたぶるような感じ。

足はけっこう叩かれても、必死だと動くんですけど

箒で背中を何度も叩かれると、息が出来なくなって倒れこむんですよ。

そこを狙われて、何十回って背中やお腹を蹴られて

顔に唾を吐きかけられて、最後は首を絞めてくる。

一度、恐怖心と苦しさでおしっこ漏らしたことがあったんですね。

私は必死で抵抗しているから、自覚はないんですけど

漏らしたことが余計にバカ母には面白くなかったようで

それまで手で首を絞められていたのに、この日はスーパーのビニール袋で思い切り絞められて

頭がﾊﾟﾝﾊﾟﾝになるくらい、熱くて苦しい感覚がやってきて

目の前の母親の顔がぼやけてきたことがありましたね。


大人になって、知り合いのお医者さんに聞いたら
「典型的な窒息の症状」だったんですって。

本気で殺そうとしてたんでしょうね。

今思えば、庭先に（ゴミを燃やす）と称して、大きな穴が掘ってあったんですよ。

殺して埋めようとでも考えてたんでしょう。


付きまとったりしないって約束できるなら、住所教えてもいいですよ。

ストリートビューで未だに穴が掘ってあるの、はっきり見えますから。

ゴミを燃やすって言っておきながら、この歳になるまで

そこでゴミを燃やしたの、見たことないですから。


世の中には、平気で人を殺そうと出来る人がいるんですよ。

まさか親だとは、私も思ってなかったですけど

これでも私に「親を許してあげなさい」って言える人がいたら

ソイツもｸｿ野郎ですね。

殺そうとするヤツを、愛することなんて出来るわけないだろうよ。



小学生の時と違うのは、抵抗する力がついてきたことで

殴り返す、押し返すことが出来るからですよ。

それだって、何か武器とか持たれたら

そんな抵抗なんて、虚しいものですけどね。


中学3年では、まあ素直に言ってしまうと

母親が、私の同級生とセックスしてるのを見ましたね。

私が知ってる限りでは、同級生の4分の1くらいは

母とセックスしてたことになりますね。


そもそも、その同級生って

私に「好き」って告白してきた奴らなんですけどね。


私に振られて、それでも私に何とか付き合ってもらおうと

自宅に電話してきたんでしょうね。

私、家で生活してないんだから

電話出られないですしね。

母親が電話に出て、うまいこと呼び出して

一発ヤッたんでしょ。

夕方に窓も閉めないで、あんあん言ってたら

車庫にいる私だって気づくっつーの。


学校で私に優しかった伊藤くんとか岡本くん。

藤井くんや大山くん、大島くん、宮本くん、黒田くんに黒川くんなど

まあ、名字だけじゃ特定できないでしょうから書きますけど

ヤンキーばっかり、母親とセックスしてました。


親が誰と寝ようが勝手ですけど

この出来事を何度か目撃してから、中学でも男子は完全に敵に見えるようになりました。


学校で私を見てくる目も、母親の身体を私に照らし合わせてるような

スケベな目で見てくるんですよね。

おっぱいばかり凝視されたり、階段を昇ってると男子が階段の下でしゃがんで

パンツ覗こうとしていたり。


母親とヤッたから、次は娘と・・・

とか考えてたんじゃないですか。

何人かは高校になっても母親とセックスしているのを目撃したし

未だに関係を持ってるクソ野郎もいるんじゃないですか。


とにかく気持ち悪くて、近寄られるのすら嫌で

1人でいることが一番楽でした。



この頃やっと、「卒業したらどこか遠くで暮らしたい」って思うようになりましたね。


ただ、同時に「おばあちゃんと離れるのが嫌」って考えるようにもなりましたけど。



ね？クソ野郎って意外と近くにいるんですよ、それも何人も。



こういう経験があったので、同窓会は1度だけ行ったきりで

それ以外は出席していません。




未だにコイツ等は、気持ち悪いとしか感じられないので

卒業するまで、そして今でも

口を聞かないままです。




後はまた、明日続きを書きますね。

次は高校生編の順番ですね。




掲載元
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