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生い立ち~23歳(社会人・新人編)

2016年03月16日 10:03

大学卒業して、私が就職したのは都内の商社


ここの総務課所属で、経理補助などを主業務としてました。


経理の資格簿記など)を、私は持っていないので

先輩に教わりながら、パソコン表計算をしたり

あるいは電卓を叩いて手計算で領収書などを精査したり


毎日、数字と戦ってましたね。



何がどう儲けたっていう、「プラス」の計算は先輩が行っていて

私を含む新人は、何を支払ったかっていう「マイナス」の業務でした。


この「プラス」「マイナス」っていうのは、会社内での呼び方なので

気にせず進めてくださいね。


そんな計算ばかりして、毎日毎日過ごしてましたね。


暇じゃないけど、退屈だとも思わないお仕事

こんな印象で、毎日働いてました。



大人になったら、社会に出たら


バリバリ働くんだ!って意欲を持っていたんですけど


現実はこんなものかな~、くらいに思ってました。



6時には会社を出られるので、そのまま電車に乗ってだいたい1時間半かけての帰り道

当事は電車の中で本を読んだり、携帯をいじったりして

毎日通ってました。



毎日の私の楽しみは、お料理を作ってKくんに振舞うこと。


上手ではないですが、料理本を買って読んだり

あるいはテレビで観た美味しそうなものをメモしてみたり

それだけで楽しい日々でした。



何より、大学の時は「同じ学校」だから毎日会えていたけど


今は「同棲」しているから毎日会えることが、嬉しかったです。



朝起きるのも一緒、ご飯も一緒

仕事場は違うけど、電話やメールで「今日は何が食べたい?」も堂々と聞けるし

晩御飯も一緒、お風呂も一緒、寝るのも一緒だし

観るテレビも一緒、本を読むのも隣にいていい


一緒にいられるだけで、嬉しかったし幸せでした。



お仕事で遅くなると、電話をかけてくれたりすると

ドラマと一緒じゃん!遅くなるコールくれるなんて)

と、一人感動していたり



休日に何をするわけでもなく、日向ぼっこしながらただ笑いあったり(ちょっと危ない人みたいですね)


こんなのだけで、十分でした。




餃子を皮から作るぞ!とチャレンジして見事に失敗しても

「皮からチャレンジしたの!?すごいなぁ!!
次は俺にも教えてな」


と、失敗したことよりも挑戦したことを褒めてくれたり



いつも頑張って何かと助けてくれる彼をねぎらおうと、肩揉みしても


力がないし技術もないし、絶対楽になってないはずなのに


「あ~・・・楽になった。ありがとう、じゃあお返し」

と言って、私がマッサージした時間の倍以上、丁寧に全身を揉み解してくれたり



「申し訳ないな。」の気持ちと


「私は世界一幸せだ。」の気持ちがいつも混在していて


とにかく幸せでした。



春のお花見お弁当


夏のベランダでのスイカ


秋のお月見のお団子飾り


クリスマス手作りケーキ&お料理


お正月の見よう見まねのお雑煮


どんな料理を作っても、しっかり残さない彼が


失敗しても、努力をまず認めてくれる彼が



世界で一番、好きでした。




これって、すごく大事だと思うんですよ。


「指摘してくれると、次に繋がるからありがたい」なんて言葉、誰からでも出るわけないじゃないですか。


私はあんたのお手伝いさんじゃないんだから、文句言わずに食べやがれ!
っていうのが本音なお母さん、彼女は多いでしょうし

美味しいかどうか、人によって違うじゃねーか!!とも思うし

文句を言うどころか、努力を褒めてくれるって

お世辞言われるより、ずっと嬉しいですよ。


こんな毎日だからこそ、お料理作りも「嫌だ」と思わなかったし


楽しい毎日が、私の幼少期の嫌な思い出を忘れさせてくれたり

あるいは思い出せないくらい楽しいことでカバーしてくれたり


心がどんどん豊かになっていくのが、自分でもわかりました。




この人の笑顔が見られる、笑顔を向けてくれる


笑顔は私だけのもの




こんな思いでしたね。




お仕事が時期によっては遅くなるんですが


そんなときは、たまにですけど

わざわざ都内まで迎えに来てくれてましたね。


会社を出て、駅に歩くと

通り道のコンビニ喫煙コーナーでタバコを吸っていたり

あるいは、見計らったかのように熱々のコーヒーを持って立っていたり

不思議に優しいKくんでした。


どこかで見てたの?っていうくらい、タイミングよく

行動知ってたの?っていうくらい、気配りが早く

要領のよくない私にはできない芸当ですね。




今日はどんな仕事をした、とか

お昼のお弁当が、朝走って会社に飛び込んだから片寄ってたとか


くだらない内容なのに、ニコニコ聞いてくれるのが嬉しくて


ずっとずっと、電車の中で話しかけてましたね。




このときは、この幸せな時間は毎日来るものだと


このかけがえの無い時間は、明日も経験できるものだと

疑う余地すらありませんでしたね。



今日はここまで!続きは明日です。




掲載元
http://blog-imgs-54-origin.fc2.com/b/i/l/billybot/0201top7.jpg

このウラログへのコメント

  • いしひろ 2016年03月16日 10:26

    んー~幸せ一杯の時期ですね♪♪

    なんか後の事、耳を塞ぎたいけど
    現実なんだよね( ´△`)

    つぎ、また来ます。では失礼します。

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