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書籍:「会話が苦手」がなくなる本
2015年09月02日 23:56
今日の紹介は、齋藤孝氏の著書です。
「会話が苦手」がなくなる本
齋藤 孝(著)
言葉は武器にも凶器にもなります。
たった「ひと言」で良好な関係にもなりますし、または関係が悪化する場合もあります。
本書ではどのような言葉を使えば、人間関係が良好になるかを、事例を挙げながら解説されています。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。
●自分が提供できる最高のサービスは何かを考える
ものすごく人当りのいい人にかぎって、いざ事務作業に入ると不安定になることがあります。
あるいは無愛想だと思っていた人が、実は大変なアイデアマンだったりすることもあります。
両立していればベストでしょうが、それは意外に難しいのかもしれません。
当たり前の話ですが、ひとにはそれぞれ得手不得手があり、”万能人間”は少ないのです。
ならば、誰でもそういうものだと割り切って、自分にとっては”いい仕事”は何かを考えてみたほうがいい。
ただそれは、楽な仕事を選ぶという意味ではありません。
基本は、自分が相手に提供できる最高のサービスは何かを考える、ということです。
しかも、それが相手にメリットをもたらすなら、感謝されることは間違いありません。
(P58~59引用)
全てのものを完璧にしようとしてはいけません。
そうすると、苦手を克服しようとするところばかりに目が行ってしまい、自分の良さを出すことができなくなってしまう。
自分のできることをしっかりやる。
また、相手にも求めすぎない。
これはコミュニケーションを円滑にするための要素といえます。
●身体を温めれば場も温まる
行列ができるラーメン屋は、味だけでなく、並んでいるお客さんへの配慮が行き届いています。
先に注文を聞いたり、いくつも椅子を用意したり、なかには冬場なら熱いお茶、夏場なら冷たい水を配っている店もあるようです。
確かに、寒さ暑さのなかで空腹を抱えて待ち続けるのは辛い。
せっかく並んでくれた客を逃がさないためにも、優れたサービスと言えるでしょう。
実はこれは、客に心理的に「いい店だな」と思わせるだけではなく、身体感覚的にも効果的です。
お茶や水で身体を温めたり冷やしたりできるからです。
特に重要なのは、温めることです。
身体が温まると血液の循環がよくなり、身体も頭も活性化します。
いわばウォーミングアップが完了するわけです。
ラーメンを待つ身なら、いよいよ食欲がそそられるはずです。
その場にいる個々の人が温まることで、場も温まるのです。
(P72~73引用)
営業(?)活動で寒い中を歩き回り、最後にカフェに入った時、温かいコーヒーを飲んで温まり「生き返った」なんて、同行者と打ち解けた経験があります。逆もありますね。
暑い夏に、冷たいドリンクを一緒に飲んで打ち解ける。
場が和みますね。
●無口な上司と2人きりのシチュエーションでは、苦労話を聞いてみましょう。
聞き手にとって話が盛り上がるという点では、成功率よりも苦労話です。
自慢話を聞かされるのは辛いですが、苦労話なら聞きたいというのが人の心理です。
特に何かのプロジェクトにかかわった人や、業界的または会社的に大きな変化を経験した人であれば、「あのとき、大変苦労されたそうですね?」「どんな工夫をされたんですか?」という聞き方がベストです。
そして、「大変だったんですね」のひと言を忘れないこと。
相手の苦労を理解することは共感の基本です。
誰でも、成功を褒めてもらうことも嬉しいですが、それよりも、大変だったことをわかってほしいのです。
(P92~93引用)
相手の苦労話を引き出すと、相手に感謝されます。
それは苦労話は語りたいものだからです。
一気に人間関係の距離が縮まるでしょう。
●ささやき戦術で会議がうまく進む
「ここだけの話ですけれども……」
「○○さんだけには先にお耳に入れておいたほうがいいと思いまして……」
このような言い方をされると、気分がよくなります。
だから、あちこちで内緒の話が日本の会社では行われていると思います。
事前報告がなく、公式の場でいきなり聞くと「寝耳に水だ」みたいなことになるわけです。
なので、会議が紛糾しそうなテーマのときは、上司や有力者に、会議が始まる前にさやいていおけば、その人が援護に回ってくれることが期待できます。
秘密の共有は、すごく結束力を高めます。
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