そっと・・・

きっと私は、人様より努力している



そう言える理由は単純、
人様よりも芳しくない頭だから




人様よりも努力をしないと、理解に苦しむことは多々ある




たとえば勉強、たとえば生活




お金を払えばスーパーで品物を買えることは理解している

でも、消費税の％が少し変わるだけで、暗算が困難になる


だから、3％が5％、それが今度は8％に変化したときは

毎日毎日、自宅で少ない金額を手計算して、％の数字が変わったことを
頭に理解させないといけない



こういうところが、普通の人と少し違う


普通の人なら、「105円だったものが108円になる

だったらその応用で計算すればいい」と答えを出せるだろうが

私の頭はそこまで器用に出来ていない



なので、100円の8％は8円、足して108円

じゃあ、105円の8％は・・・



と考えるタイプ




なるほど、たしかに芳しくない




なので、私の頭が芳しくない＝両親に恥ずかしい思いをさせてしまう＝両親の恥

と考える私は、人様よりも努力をする




普通の人ならしなくていい努力なのだろうが

私なりに精一杯努力しているのだ


そして、なぜこの話をしたかと言うと

世の中はみなさんが思っているほど、頭のいい人や普通の人ばかりではないということを

私という存在を通じて知って欲しいからだ



そして、頭の芳しくないものはそれなりに

人知れず努力をしていることもあるのだ



それがくだらない努力だとしても

その人間には大切なことなのだ



だから、普通の人や頭のいい人は

相手を見下すことなく、また見捨てることなく

ただ見守ってあげてほしい



褒めることはしなくてもいい



ただ、見守ってあげてほしい




きっとこれらは

親が子を見守ることや、姉が妹を見守ることに近いものがあるから



つまり、出来ないからといって責める理由にはならないのだ


出来ないなら出来ないで、当人はきっと努力をする

努力をしないものは、きっと努力する人の傍に来たりしないから

みなさんの周りには、努力する「頭の芳しくない」人まかりのはずなのだ




だから、近道を教えなくてもいいから

問題の解決法を教授しなくてもいいから

ただただ、見守ってあげてほしい






イチゴによる、頭の芳しくない者の叫びでした




掲載元
http://images.17173.com/2013/news/2013/12/13/gxy1213am04.jpg