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成程話:自分と同じ意見の者はないか
2015年01月10日 23:36
植西聡氏の心に響く言葉
誰でも、自分で何かを決めるときは、不安です。
「本当にこれでいいのだろうか。もしかしたら、間違っているのではないか?」
そうやって心をゆらゆらとさせて、常に不安な気持ちでいるのです。
デール・カーネギーは自著『人を動かす』の中で、
「あなたが明日会う人々の4分の3は『自分と同じ意見の者はないか』と必死になって探している。この望みをかなえてやるのが、人に好かれる秘訣である」と言っています。
多くの人々は、自分の意見、考えに共感して欲しいと思っています。
「私もあなたの意見に賛成だわ」
「あなたの思うようにしたら。私はあなたの判断は間違っていないと思う」
こんな一言が、大きな自信になるのです。
人は共感してもらうと、大変にうれしいものなのです。
ここに1本のバナナがあるとしましょう。
相手が食べておいしいと感じ、自分も食べておいしいと感じられれば、これは同感になります。
これに対し、相手がバナナを食べておいしいと感じているとき、自分は食べていないけれど、相手の動作、表情、言葉を感じとって理解してあげるのが共感です。
相手を見て、自分が体験していなくても相手のことを理解し、支持することができるのが共感なのです。
たとえば、子どもがいない人でも、子どもがいる人の悩みを聞き、理解しようと務めることで、共感することができます。
病気をしたことがなくても、病人の苦しみを理解することができるのです。
これと同じように、他人の意見や考え方に対して共感していくと、相手を喜ばせることができます。
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』王様文庫
共感の反対は、反発。
誰かと話しているとき、いちいち反論されたり、反発されたりしたら誰でもその人が苦手になる。
子どもの最も強い欲求の一つに、「自分を認めて欲しい」という承認欲求がある。
子どもが「見て見て、上手でしょ」というような時。
大人もこれは同じで、「周りの人たちから認めてもらいたい」という欲求は誰もが普通に持っている。
共感することは、相手を認めること。
「自分と同じ意見の者はないか」と必死になって探すのが人間。
「共感」は人を喜ばせる。
このウラログへのコメント
子供ならいいけど
さすがに大人には喜んで終わりで済ませられない場合もありますね
特に仕事だとね
自分と違う意見を一つの意見として受け入れる度量は必要ですが、それは同調することとは違うでしょうね。
SYUZO-さん:確かにそうですよね
koujiさん:確かにまた違いますね。そういう考え方もあるって受け入れられる人って素敵ですね
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