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冬の彼方へーーー秘密1

2015年01月04日 01:22

2015年新年の朝、美紅と達也は珍しく自宅で過ごした。互いの実家への年始挨拶は今年は美紅の実家へ1日、達也の実家へ2日に訪ねることになっている。
これまで何年かは毎年旅行に出かけて休暇を過ごしていたが、昨年は美紅の仕事が多忙で先が読めなかったのだ。いつもは旅の手配は美紅がしていたがその気力も無い程疲れる日々をーー特に12月に入ってからの残業が増えーー美紅は疲労困ぱいしていた。
達也はなるべく美紅の負担を無くすよう、自分が早く帰宅した時は夕食の用意をして家事を手伝ってくれた。
おかげで美紅は、疲れていても安心して仕事に打ち込めたことに関しては、夫達也の気遣いがありがたかったし、感謝の言葉をかけるのを怠らなかった。
そんな時達也は優しかった。疲れてソファーに座り込む美紅の肩を優しく揉んでくれたりもした。
美紅は例え子どもが出来なくても、その時はそれ以上の事を期待したーー。
美紅は決して自らレスを望んだのでは無いが、達也は求めて来てはくれないのだった…。
「優しいのになぜ私はさみしいの?なぜ達也は私を欲しがってくれないんだろう…?」
夫婦なのに…、と美紅の気持ちは空回りしてしまうのだ。自分からも求めなくなってしまったのはいつからだろう…。もういつからそうなってしまったのか、記憶からも薄れてしまっている自分がいた。
だからなのか…
夫には言えない秘密を美紅は持ってしまった…
あの夜から…
あの気持ちの高ぶりを思い起こす度、自然と身体が火照るのを感じる自分がいる…。
夫よりも…彼を求める気持ちが芽生えてしまった自分がここにいる…。

このウラログへのコメント

  • けろ 2015年01月05日 00:21

    もうさっさとパンツを脱がず場面に行きましょうか!(*^^*)

  • ジョシュア 2015年01月05日 00:42

    > けろさん

    じれったい、あーじれったい!
    そろそろ核心に入りましょうか…(≧∇≦)

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