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ある特攻隊員の遺書から
2014年08月25日 23:48
ある特攻隊員の最期の言葉を教えてもらったので紹介します。
遺書(部分引用)
「現在の一点に最善をつくせ」
「只今ばかり我が生命は存するなり」
とは私の好きな格言です。
生れ出でてより死ぬる迄、我等は己の一秒一刻に依って創られる人生の彫刻を、悲喜美醜のしゅらぞう(修羅像)を刻みつつあるのです。
私は一刻が恐しかった。一秒が重荷だった。
もう一歩も人生を進むには恐しく、ぶっ倒れそうに感じたこともあった。
しかしながら私の二十三年間の人生はそれが善であろうと悪であろうと悲しみであろうと喜びであろうとも刻み刻まれて来たのです。
私は全精魂をうって最後の入魂に努力しなければならない。
海軍大尉 溝口幸次郎 命
昭和二十年六月二十二日沖縄方面にて戦死
神風特別攻撃隊第一神雷爆戦隊
静岡出身 二十二歳
特攻隊員ひとり一人の命は、尊い。
私たち、ひとり一人の命も、尊いです。
特攻隊員は、家族や友、恋人や日本のために自己を犠牲にして飛び立ちました。
その先は、死だと知りながら。
私たちも、同じような気持ちで、日々を過ごしているかもしれません。
その先が、死だと意識していてもいなくても。
私たちは、彼らより少し遅く生まれてきただけで、彼らより恵まれていることがたくさんあります。
69年間、戦争をしなくてもよかった。
敵艦に突っ込めなどという無茶な命令を下されることはなかった。
彼らより生きるために多くの時間を与えられてきた。
物的な豊かさも娯楽も比較にならないくらい与えられてきた、など。
感謝しなければならないと思います。
でも、繰り返しますが、彼らと意識の度合いは違うでしょうが、私たちも、日々、死に向かっているのは確かです。
死は、誰にでも確実にやってくる人生の最終ゴールです。
人は、死を意識したときに、自分にとって本当に大切なもの、大切な人を考えます。
この世で得たお金も、富も、地位も、名誉も、あの世にもっていくことはできません。
では、何が大切なのか。
「何ために生きるのでしょうか」
「誰のために生きるのでしょうか」
考える時間は与えられています。
でも、考えることをしなければ、人生を無駄遣いしてしまうかも。
私は、あと100年無為に生きるよりも目的にかなった1日を生きたい。
微力ですが、目的意識をもって、いま、この時、この場所で、ベストを尽くすことが出来ればと思います。
★きっとよくなるヒント★
現在の一点に最善を尽くす。
…お盆に田舎に行ったら、戦争に行った人(曾祖母とかよりもっと前の代の人)が戦地から送ってきたらしい手紙が見つかったという話をききました。上の話を書いててそのことを思い出しました…
このウラログへのコメント
イイお話。
僕もこの時期に毎年考えます。
『現在の一点に最善を尽くす。』
明日から実践します。
tatuさん:有り難うございますちょっとしたことでも続けることで変わるはず
そーじさん:感謝するようになると普段の生活も変わりますね
なかなか人は自分の死について正面から受け止めて考えることはしたがりませんよね
一度考るのもいいですね
SYUZO-さん:そうですね。今まで考えてみたことありました?
この方々は国・軍部に騙され徴用されて強制的に死地に追いやられ、犬死を強いられた可哀相な人達です。
遠山金四郎景元Lv5さん:詳しいですね
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