風俗嬢（例・キャバクラ嬢）＝アイドル（例・Ａ○Ｂ）その２

前回。
職業に貴賎なし！　だからアイドルも風俗嬢も平等！　と言いましたが。

もちろん。
貴賎なし、平等、と言ってる以上、風俗側が上だと言う気もありませんよ。
Ａ○Ｂのファンが、「○○ちゃーん！」と叫び、握手会に金を払って通うように、
私も同等の気持ちで、お店に行って指名してるわけです。似たもの同士です。
（その後、○○ちゃんと何をするか、してもらえるか、が全然違いますけどね）

ですから。
当然、私は私の指名嬢以外も全員、「他の誰かのアイドル」と思ってます。
風俗嬢は、みんなアイドル。一般のアイドルと同じように、人気にランク差はあれど、
そのランクを上げる為、ファン獲得の為に努力しているアイドル。

なので。
私と同じ嬢を指名している他の男性客を、ライバル視とか嫉妬とかはしません。
むしろ「同志」です。その男性と私は、同じハッピを着て、同じハチマキをしめて、
同じアイドルに声援を送っている、同じ好みの男同士、同好の士である、と。

機会があれば、贔屓嬢のベタ褒め話を肴に、仲良く一杯飲みたいぐらいですよ。
アイドル○○ちゃんの、ファンクラブの集会ってとこです。

逆に。
アイドルなわけですから、アイドルと同じように持ち上げますが、
アイドルより上には見ません。Ａ○Ｂのファンが、自分と贔屓の子との
恋人生活や結婚生活を妄想するとしても、実際にプロポーズはしないように。

この辺が私なりのケジメといいますか。
「風俗嬢＝アイドル」論者としての矜持といいますか。
ちょっとしたコダワリ？　みたいなもんです。

……まあ、その。
向こうから言われる分には、ちゃんとしっかり考えるつもりですが。
今のところ、そんな経験はないですし。それに「向こうから言われたら」の話なら、
Ａ○Ｂファン側だって、ねえ、でしょう？

そもそも。
男側から強くアプローチするのは、逆の場合と比べて、「迷惑だ」「ストーカーだ」
とか思われ、嫌われる原因になり易いですしね。それが怖いってのもあります。
「接客用の営業トークを真に受けたバカ」とか思われるのも嫌ですし。

（「接客用の営業トーク」の外の話は、その３で語ります）


あとそれから。
男のエロ心を、しかと認識すればわかることですが。
確かに一般のアイドルの方が、風俗嬢と比べて門戸が狭い分、
全体の平均的な容姿レベルは高めでしょう。そこは認めます。

しかし。
男って奴はですね。

大きいおっぱいが好き、ではない。
小さいおっぱいが好き、ではない。
芸術的に整ったおっぱいが好き、ではない。
角度や色彩を詳細に分析して高い数値を出したおっぱいが好き、ではない。

自分の好きな女性のおっぱいが好き、なんです。
（これは「一番好き」という意味であり、「一番ではないが好き」は別にあります。
　美しい・綺麗・可愛いものを好み、鑑賞したくなるのは自然な感情ですので）

だからこそ。
同じＡ○Ｂファン同士の中でも、
「俺の好きなＡちゃんが一番可愛い！」「僕の好きなＢちゃんの方が美人！」
というのがあるでしょう？　そこに私も割り込んで、
「いやいや、私の好きなＣさん（キャバクラ嬢）の方がＡちゃんＢちゃんよりいい女！」
と、堂々と言えるわけです。いや、それを言えてこそ男！　と私は思います。

もちろん、そんな無意味な割り込みは、実際にはしませんけどね。
心意気の話です。


その３へ続く……の前に。
今回の内容を、もう少し具体的に書きたくなったので、付け足します。
自分以外の男性、同じ嬢を指名してる他の客、について思うことなど。
その関係で、「セクキャバ」店内のあれこれも詳しく語ります。お楽しみに！

その２．５へ続く