微乳でも大丈夫！（微乳はステータスだ！希少価値だ！）

確かに男が女性を見るとき、大きなおぱーいはどうしても見てしまう。生物学的に見て、おぱーいは「あたしはもう子供が作れる大人なんですよ」とゆー非常に目立つ広告だから。

（まあ、高度な脳を持った人類には、おぱーい以外からも成熟を判断することができるから、男は大きなおぱーいを見ずとも性的に興奮できる。それは、後で述べることとする。）

哺乳類の雌は交尾可能の広告として、フェロモン出したり、四つ這いで後ろからまる見えの性器を肥大させたりするのだけど、人類は直立歩行になって大切なところが見えにくくなってしまった。そのために、もっと目立つ場所にあるおぱーいが広告用に膨らんだという進化学的な変化が生じたのだ。

その上、人間には発情期がなくなっちゃって、いつでも性交が可能。他の動物の雌と違って「今は発情期よ。私の性器見て！こんなに充血して、フェロモンがんがん出てて、今だったらOKよ」という季節広告が不要になっちゃった。その代わり「私は子供ではないよ」という宣伝として常におぱーいが膨らんだ状態になったのだ。

でも、人間の愛とかえっちって子作りだけが目的ではない。癒しや、刺激を得たいって部分も大きいよね。そうすると、顔や性格とか、しぐさとかがずっと重要になってくる。生理学的以外の要因が大きいから、別におぱーいが大きくなくても、いい人は見つかるものだ。

女性が男を選ぶときにもズボンの前の膨らみなんてあまり気にしないでしょ。まあ、気にする人もいるけど、多数派ではなさそう。

それに、伝統的に見れば東アジアではあまり巨乳さんを好まない感じもある。和服も中国人や韓国人の伝統衣装も胸の大きさは強調されない。逆に抑え付ける感じさえある。日本や中国の昔の春画（えっちい絵）にしたって、胸の大きな絵って少ない。だから、日本人はうなじに興奮するというフェチを育んだのだろう。

（欧米は違うけどね…伝統的にぷにぷに、ぼよよーんがやたらと好まれた。ただ、1920年代には社会進出する女性がカッコいいという感覚からスリムで微乳な女性も魅力的と見られるようになったようだ。「ポパイ」のオリーブはそんな風潮をからかったもの。これについては別のところで話そうと思う。）

日本人が大きなおぱーいに興味を持ち始めたのは1980年代かな。ビキニグラビアが多かった榊原郁恵や河合奈保子なんかが走りだったような気がする。その頃は、戦後の食の欧米化が日本人の体型に表れ出した頃だと思う。でも、その当時にはたったの80cmででかいとされた。今のグラビアアイドルなんかと比べたらおとなしいもんだ。

それより前には「胸のでかい女は馬鹿」と、アメリカの「金髪娘は馬鹿」みたいな偏見があったほどだし…

で、1990年代にグラビアアイドルやキャンギャル、AV女優の巨乳化が進む。だから、日本人男性の間に巨乳好みが定着してから、実はまだ20年ほどしか経っていない。

日本人の巨乳指向なんて、そんな浅い歴史しかないのだ。そして、その指向は韓国や中国にまでは波及していない。

その上、息の長い人気を誇るAV女優には巨乳さんって少ないし、性格とかお顔が可愛ければぺったんこでも爆発的な人気となる人もいる。

だから、別に巨乳じゃなくても全然、問題ないのだ。

むしろ、こんなに多くの女性がおぱーいの大きさを競うような中では、ちょいとπO2（ぱいおーつー）の削減も必要なんだと思う時もある。

で、僕は実はどちらもOK。添付の絵なら、僕は「爆」のララと、「巨」の小手川唯、「貧」の金色のヤミと黒崎芽亜の4人が特に好き。胸なんてどうでもよくて、勢いのあるゆるきゃら性とか、委員長タイプとか、謎の美少女性、いたずらっ子性という性格が出たお顔に萌えるのよ。（みんなミニスカート姿だから、脚は気になるけど…）

ある心理学者がこう言っていた。「恋人が欲しいのならば、整形なんかするよりも、心理治療でも受けて自分を知り、自分の性格を磨いた方がいい」と。

これはおぱーいにも言えると思う。

人間の恋愛感情って、全人格的なものなんだもの。