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いい話:水の[怪物]と呼ばれた男
2012年08月07日 13:59
オリンピックのお陰様で寝不足が続いています♪
4年に1度、この日の為に4年間の努力を出し切る姿、感動!
水の[怪物]と呼ばれた男、マイケル・フェルプス。
五輪4大会に出場し、史上最多の金18個を含む計22個のメダルを重ねたアメリカの男子競泳選手。
歴代のオリンピック選手の中で最も多くメダルを獲得。輝かしい成績です。
さぞ順風満帆な日々を送っているのだろうって思います。
が、違いました…
2008年の北京オリンピック後、バーンアウト(燃え尽き)状態だった。
北京オリンピックで最高の結果を残したため、その余韻に浸れば浸る程水泳を続けることに疑問を感じた。
更に北京五輪から6カ月後の2009年2月…
人に誘われて訪れたパーティで周囲に勧められ大麻を吸引。
その姿が写真に撮られ英国の新聞にスクープ掲載。
気の緩みから愚かな間違いを起こしたのは自分のせいと分かっていたけど、同じ時間と空間を共有していた仲間に隠し撮りをされ売られたという事実がフェルプスを苦しめた。
軽い鬱のような状態で無気力な日々が続き、朝になってもソファの上でまどろみ、ビデオゲームをするだけの毎日。
外出も極力控え、プールにさえ向かわない。
もう全てどうでもいい。
自分自身を見失ってしまった時期があった。
そんな日々から立ち直っていくのもやはり水泳がきっかけだった。
嫌々ながらも[仕事だから]と我慢して泳いでいるうちに、少しずつ変わっていった。
通っていた水泳クラブにはフェルプスに憧れる中高生スイマーが大勢いた。
世界選手権や五輪出場を夢見る彼らが目を輝かせて泳ぐ姿やゲスト参加した水泳教室で無邪気に水と戯れる小さな子供たちに接するうちに自らの間違いに気づかされた。
「やっぱりもう一度、五輪に行きたい。本当は北京が終わった瞬間からロンドン五輪への出場を願っていた。泳ぐのが楽しいと感じ始めたのは1年くらい前からかな。水泳への情熱と愛情が戻ってきたんだ。北京五輪からの2年半くらいはただ泳いでいただけで、全然楽しくなかった。速く泳ぐことも、いい感じで泳ぐこともできなかったし」
その苦しんだ時期を振り返ってこう語る。
「確かにあの時はきつかったけど、自分にとって正しいことをやっていたと思うんだ。自分のキャリアを考え直すためにも必要な時間だった。我慢の時期だったんだと思う」
Number806号より
そんな苦しみや辛さを乗り越えて、その辛さを必死に抱え込んで、一人頑張る人がいる。そんな姿は皆は見てくれていないかもしれないけれど、誰かは見てくれていると思う。だから今必死に頑張ろう。本当に辛いときは、人に頼る勇気も忘れずに♪
「順風満帆に何もかもうまくいってしまった人は何かあったときに崩れやすい。色んなことに苦しんだり失敗したり紆余曲折があった人の方が強いんです。雑草は踏まれて、踏まれて強くなっていくでしょう。それと同じです」
by假屋崎省吾(華道家)
このウラログへのコメント
人は目標がなくなった時が大事。
次の目標を立てられるかどうか?
突き詰めた人が帰る場所は?
APOLLONさん:基本に戻ろうとするのかな?
-Q-さん:そういうこともありそう
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