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されるがままに

2010年12月29日 22:40

今日はこんな話
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  ●みんながいる前で

  「ん…くすぐったい。」

  寝ぼけながらも、太ももをゆっくり、
すーっとさする指のあたたかさに、目が覚めた。

  うっすら目を細めると、窓の外は雪。
  そうだ、サークルのみんなでスキーに来てたんだ。

  朝から白銀の世界でがんがん滑り、
  夜はロッジ風のペンションでお決まりの飲み会

  その後さらに、普段から仲の良いメンバーで狭い部屋に集まって、エンドレス二次会になだれ込んだのだった。

  そこまでは覚えているものの、
  以前から気になっていた高平先輩に
  思い切り寄りかかったまま、眠ってしまっていた。

  明るくて、後輩にも先輩にも人気者の高平先輩は、
  みんなと話しながらもやはり、
  私の太ももさすり続けている。

  ゆっくり、ふれるかふれないかのぎりぎりのところで。

  ●こっそりと、私の身体を…

  だんだん、高平先輩の指は、開いた脚の真ん中へ下りてきた。

  高平先輩の指はと言うと…

  つーっと上下にゆっくり、指は徐々に強弱をもって、
  ある一点を細かくさすり始めた。

  や、そこは駄目ですよ!
  と、頭ではわかっていても、声が出ない

  むしろ眠さと気持ちよさに、身を任せてしまう私がいた。
  自分でも驚くほど、トロトロに溢れていた。

  高平先輩の指は、
  雫をすくって私の固くなった一点をクチュクチュとさすり、思わず声が出そうになった頃、名前を呼ばれた。

  「そろそろお開きだよー?女子部屋戻るよー」
  「舞ちゃん起きないね、もうこのまま寝よっか。」

  電気が消えた。

  奥で眠ってしまった友人の洋子が見える。

  私と高平先輩の漏れる息が、あたりに聞こえる。

  暗闇の中、高平先輩はパンティの中から指を抜き、
  そのまま私の唇に彼の唇を押し当ててきた。

  薄いけれど、まるで吸いつくように、決して離れそうにない唇。

  昼間は皆の前で華麗なシュプールを描いていた高平先輩が、今はこっそりと、私の身体をおし包む。

  誰か急に電気をつけたらどうするのだろう?

  ●耳元で囁いた

  唇は封印されたまま、
  高平先輩の右手は私の中に入ってきた。

  既にぽっちり盛り上がった二つの点を、
  高平先輩の親指と小指はゆっくり、こねまわすように触れる。

  気持ちよさに鳥肌が立つ。

  そして時折、固くなった一点をいやらしくこすり上げる。

  あまりの快感にのけぞりたいけど、
  背の高い高平先輩の身体の重みはさすが男性。

  刺激はだんだんと強くなる。

  声を出したい。

  でも高平先輩の唇に封じられ、
  無言のまま三点はこね回され続ける。

  みんながいる部屋で、こんなこといけない、
  でももうちょっとで…

  「(んぁっ…)」

  鼓動がはやい。
  先輩の唇が私の耳元で囁いた。

  「舞ちゃん、ごめん、実はずっとこうしたかったんだ。」

  高平先輩の胸に思わず顔をうずめた。



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