【温泉ネタ】

札幌国際大学で『温泉文化論』を教えている松田忠徳教授が全国2500ヶ所の温泉地をめぐり泉質を調査したところ…
恐ろしい事実が判明したそうです。

いったいどのような事実が判明したというのか？

実は……

全国の自治体が作った温泉
すなわち「公共温泉」のうち、なんと９９％の温泉施設が『塩素漬け』だったのです!!

これは町おこしとして温泉を掘ったはいいものの、適さない地に無理やり掘ったため湯量が少なかったことが原因とされています。

源泉から湧いてくる湯だけで内湯、露天、打たせ湯など多くの風呂をまかなうのは非常に難しいのです。

そのため、公共温泉の多くは「循環式浴槽」とい方式を採用しています。

浴槽に循環器を取り付け、一度浴槽に溜めた湯を濾過（ろか）し何度も使いまわしている。

これだけでも『温泉』を名乗るのにはちょっと不適切ですが、さらに問題は濾過するだけでは「レジオネラ菌」を殺すことができないこと。
そのため、温泉施設では塩素を大量に投入することになるのです。

「公共温泉はプールなみに塩素濃度が濃い」というあるまじき事態が発生しているのです。

…そういえば以前ある所のマンションでその騒ぎがあったような。耐震問題で有名になったところでもあります…