あこがれ58　混浴

どっと、みんなの笑い声を上げると別の人が
「鍛えられた身体をなさっていますが、ゴルフ以外は何を？」
「テニス、スキー、スノーボード、トレッキング、渓流釣り、それにジムには週二回」
みんなシーンとなってしまったらしい。
「ハーレムにしては静かですね。　何方か踊って頂けませんか？」
と言ったら、みんなシュンとしてしまった。
一番胸の大きなルイさんと言う女を指差して
「貴女のオッパイが一番大きそうだから、是非」
言われた方は下を向いてしうし、７人でからかうつもりが逆にされて全員無口。
「それじゃ私がストリップをしますか」
　　　　
立ち上がると４人が逃げてしまって、残ったのは三人。
三人共４０前後で綺麗な人達。
ゆっくりと浸かり直すと四人共ゲラゲラ大笑い。
「からかっちゃ駄目よ。　手拭を外してしまうんだもの」
「でも、７人で私一人をからかいに来たのでしょう？」
「確かに。　しかし、それが大きくなったのを見てみたいわ」　と一人が
「もう若く無いので、なるべく見せない様にしています
・・・硬さも角度も以前とは比べものにならないですから。がっくりですが、３０半ばになると仕方がありませんね」

「その点女性は、４０代のセックスがピークと来ている。　男は辛いですよ・・・男は２０前後をピークに後は落ちる一方で、女は２０から５０まで上がる一方ですから」
「長谷さんは、どれ位のペース？」
「出張が多くて月に一・二度位ですかね、貴女は？」
「私は年に一・二度」　
と言うと皆が大笑いで、貴女はともう一人に向けると

「私は、月に一度か二月に一度」
もう一人も同じ様なもの、との答え
「外でしてらっしゃるのでしょう、長谷さん？」
「結婚してから五年、全くなかったとは言いせん・・・今は恋人が居て定期的セックスをしている奥様族の数は、信じられない程ですね。　貴女達三人だって分からない」

「失礼ね」
「と、皆さんそうおっしゃるのですがね・・・三人とも外でしてらっしゃいますね」
「何故そんなに決め付ける事が出来るの？」　と一人
「身体つきと艶、顔、仕草で分かってしまいます。　さっき出て行かれた四人の方達のうち三人は、してらっしゃらないと思います。　最後に出られた方は、貴女達と同類ですが」

「私達三人とルイさんは何が違うと？　何故？」
「夫以外のペニスをまじかに見ても、平然としていた・・・顔色一つ変えないで」
「長谷さんは、精神科医か心理学者の様ね」
「一応私も医者ですが、大学で心理学はかなり突っ込んで勉強しました。　面白くて」
「梨香、見破られているわ、私達」　
と敬子さん

「そうみたい・・・見る人が見るとちょっとした事でばれるのよ」
「敬子さんと梨香さんは、浮気や彼氏の事をよく話合うのですか？」
「ええ、結構話します、お互いに」　
もう一人に聞くと、　
「私は以前に不倫した事があったけれど、今は居ません」
「嘘だね・・・身体と目は嘘が付けない」
「洋子さん、諦めた方がよさそうよ。　当たっているもの」
「男に定期的に抱かれないと、肌の艶が無くなりがさつきます・・・乳液やローションでは隠せない」
「一年も二年も抱かれていない女は、直ぐに分かります？」　と、梨香さん。
「勿論」
「ヤバいわ、それ」

「男の人ってみんなそれがわかっちゃう？」　
今度は敬子さん
「そういう女性と数多く経験していないと、まず分からないでしょうね」
「やっぱり、長谷さんは一杯してるのじゃない」
「だから、昔とさっき言ったでしょう？」
「分かるものですか。　ね？」　
と、敬子さんが言います
「結論を言いましょう。　家庭にゴタゴタを持ち込まないかぎり、良いのでは」
のぼせそうなので出る事にすると、三人も続きます


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