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倫理の時代 2

2009年09月03日 02:09

倫理違反は、いわゆる親告罪だ。告訴されなければ罪にならない。

冤罪の可能性も高いから、証拠には十分留意される。

だが、俺の場合は、デジカフェのログが提出されているから、

言い逃れはできない。

取調室は、お決まりのように、薄暗い部屋電気スタンドがひとつ。

倫理局の松田という取調官だ。あと補佐に若い石井取調官がいた。

「R、実刑は免れないから、あとは正直に吐いて、温情ってとこだな」

松田はそう言った、。

「はい、ただ、彼女不倫に誘うつもりなんか、なかったんです」

「いい加減なこというな、」石井が、大きな声を上げた。

「まあ、まあ、」松田石井をなだめる。おきまりだ、。

「R、みんなそう言うんだよ、だがな、ログがあるんだよ。

 これ見てみろ、おめこさせろの、ちんぽしゃぶれの、

 何回言ってる、うん、」

「酔っていたんです、、」

「あのな、酔っていてもな、罪は罪だ、そんなことが言い訳になるか」

松田も、目を吊り上げて、語気を荒げた。

「M子さんは、このお前の命令で、愛液のあふれが、止まらなくなって

おめこが火を吹いたようになったって、おっしゃってるんだ、

ひどいことをしたと思わないのか、」

「そうだ、R、M子さんは、半年ほども旦那さんの、

 チンポを見ていなかったんだ。そんな時にお前に、

 あんな事を、連呼されてみろ、可愛そうだと、

 思わないのか、それでも人か、おまえは、」

石井は、自分のセリフに酔い、得意げに言った。

「すいません、悪いと思っています」

俺は温情も考えて、しおらしく謝った。

「その後、彼女はお前のチンポを想像させられて、

 台所で人参を使って、5回もオナニーしたそうだ。

 そうでなければ、外に出て不倫相手を探さずにはおれなくなったと

 泣いていらっしゃった、。そこで、恥ずかしいけれど、

 旦那さんに相談して、告訴に踏み切ったというわけだ」

人参だぞ、R、M子さんのおめこが、どれほど狂いそうだったか

 おまえに、わかるか、、おい、」

石井は怒鳴りながら、机を叩いた。

「ま、よく調書を読んで、サインしろ」

松田は証書をポンと、机に投げ出した。

チャットのM子は、直接的な言葉は使っていないけれど、

かなり思わせぶりな、意味を含ませていた。

ーー このマシュマロについた干しブドウ、普通より大きいの ーー

ーー この泉、蛇口の壊れた水道みたいに、垂れ流しよ --

ーー その太いとうもろこし、根元まで、グルメしたいわ --


こんな計画的な言葉を使い、倫理法の網をくぐって、

俺を罪に陥れたのだ、。Mだとか言ってたけど、おそろしいS女だ。

倫理法の刑罰は、刑務所ではなく、矯正収容所へ送られる。

性的異常、及び不道徳な特性を、収容者から取り除くための、

矯正トレーニングが、長期に渡って、言い渡される。

俺に科せられた期間は、半年。

軽い罰のようでも、倫理違反の収容者は、

社会的に抹殺される、。 出所した後も、まともな就職は無い。

特に女性のいる職場への就職は、不可能だ。

親族、家族にも迷惑をかける。 

世間は変質者として、違反者を扱うのだ、。

妻から、留置所へ送られてきた離婚届に判を押し、

返送すると、俺は、矯正収容所へ向かうバスに乗り込んだ。

中には、男女8名ほどの、収容者がすでに乗っていた。

強制収容所は、男女共収なのだ。


ーー 続く --

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