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叱りすぎてない?

2019年07月03日 20:19

反抗期のわが子に
イライラする理由
思春期の子と
思秋期の親が
感情的
ぶつかりあって
しまうのは
実は似ているから……?
思秋期の親に
似ているのは誰?
子ども
思春期に入ると
親に何かと反発し
批判的な言葉を
口にするように
なります
すると
親は苛立ちを
抑えきれず
つい生意気言うな!
誰のおかげで
生活できると
思ってるの?といった
感情的な言葉を
かけてしまい
険悪ムード
なることがしばしば……
思春期
生意気さも
成長の一プロセス
頭では
わかっているのに
どうして
感情を抑えられなく
なって
しまうのでしょう?
その謎を
解く言葉に
思秋期という
キーワード
あります
思春期の子を
育てる親の年齢は
大方が40代
この年代は
人生の秋を思う
時期という意味で
思秋期と
呼ばれる時期に
あたります
失った若さ
ちょっぴり
未練を覚えながらも
老年期への
準備を考えるには
まだ早いと
感じるのが
思秋期の大人たち
そんな
宙ぶらりんな
自分に
モヤモヤ感を
抱えやすい
年代なのです
ところで
このどっち
つかずで
定まらない感じ
誰かに
似ていると
感じませんか?
そうです
子どもとは
認めたくないけど
大人にも
なりきれない
思春期子どもたちと
そっくりでは
ありませんか!
思春期の子と
思秋期の親は
お互いに
中途半端な自分に
モヤモヤしやすい
時期だからこそ
感情的
ぶつかりあって
しまうのです
せつない
思秋期 VS
無理解な思春期
さらに
思秋期の親が
思春期の子に
感じる
苛立ちの背景には
大きく2つの
原因があります
一つは
この時期特有の
体調の変化です
夏を思わせるように
がむしゃらに
走り続けた
30代と違い
少し頑張りすぎると
疲れを感じ
けだるさを
覚えるのが
思秋期の大人たち
本人はまだまだ
若いつもりでも
筋力が落ち
代謝が落ち
免疫力も落ち
確実に体の衰えは
進んでいます
このくらいのことが
なぜしんどいのかと
わが身のふがいなさに
ため息をつく
一方で
同じことを
難なくこなせる
若さへのジェラシーを
ふと感じてしまう
頭では
大人げないことと
分かっていながらも
ネルギッシュな
若さしか
知らないわが子から
休日に
寝てばかりいる人に
あれこれ
言われたく
ないんですけど!などと
無理解な一言を
掛けられてしまうと
無性に腹が立ち
つい衝突して
しまうのでしょう
分別臭い
思秋期 VS
青臭い思春期
二つ目の原因に
思春期
思秋期のまったく
噛み合わない
世代間ギャップが
あります
窮屈なしがらみを
抜け出し
自由に向けて
突っ走るだけ
こうした
まっさらな夢を
抱けるのも
思春期という
若さゆえですが
そんな子ども
心配そうに
見つめながら
堅実に家庭を守り
着実に人生を
生きているのが
分別のある
思秋期の親たちです
ところが
思春期の子にとって
そんな
思秋期の親が言う
説教など
古くさい繰り言にしか
聞こえないものです
堅実さは
大人にこそ共感
呼ぶ価値観ですが
人生の難局を
知らない
思春期の子にとっては
何の魅力もない
妥協にしか
感じられないからです
こうして
親の教えや生き方
批判し
青臭い理想論
語る思春期の子の言葉に
思秋期の大人は
苛立ちが募る一方……
そして
おまえに何ができる
理想だけじゃ
食っていけないぞなどと
嫌味まじりの一言を
加えてしまうのでは
ないかと思います
正反対な
ベクトルを生きる
思春期と思秋期
第二の誕生とも
言われる
思春期の子たちは
若い翼を
思い切り広げながら
勢いよく
上り坂を
駆け上がっています
一方
思秋期の大人は
後半生に向かって
人生を見つめ
直しながら
ゆっくりと
下り坂を
歩み始めているのです
つまり
思春期の子と
思秋期の親は
宙ぶらりんで
不安定な状態こそ
共通しているものの
心のベクトル
正反対なのです
だからこそ
お互いに
感情的になりやすく
思春期の子は
親を否定したくなり
思秋期の親は
子ども
小言を
言いたくなってしまう
この理解のずれと
噛み合わなさは
如何とも
しがたいものです
しかし
むしろそれを
受け入れて
お互いに
少し距離を置き
それぞれの人生を
尊重することが
必要なのでは
ないかと思います
青春と人生の秋
それぞれの人生を
歩む親子
そもそも
子ども
思春期を迎えたら
親の役割は
変化するものです
親が積極的に
子どもを導く
必要性は
もはやありません
思春期からは
対等な友だち
関係の中で
あるいは
部活の先輩やコーチ
学校や塾の先生など
親以外の
年長者との
関わりの中で
自分らしい自分を
見つけようと
するものです
その途中では
多少の
やけどを
負うことも
あるかもしれません
それでも
子どもには
自力で軌道
修正する力が
あることを信じて
親は見守って
いくことです
思春期子ども
自分の人生課題に
向き合い
始めたように
思秋期の親にも
向き合うべき
人生課題があります
子離れと共に
重要度が増す
夫婦関係の再構築
年老いていく
親との関係
後半生へ向けての
ライフプラン
資金計画など
取り組むべき
問題は山ほどです
子離れによって
手に入れた
時間こそ
こうした
テーマへの
取り組みに
適した時間です
もちろん
子離れを
したといっても
親の役割が
必要なくなる訳では
ありません
未成年
保護する親としての
養育責任は
続きますし
やけどでは
済まされない
危険を感じたときには
すぐに手を
差し伸べる必要も
あります
とはいえ
思春期の子が
青春に向けて
歩き始めたときは
思秋期の親も
人生の秋への歩みを
進めていく
タイミングです
別々のベクトル
向かうお互いを
尊重しながら
一つ屋根の下で
共に生きていく
こうした
ゆるやかな親子関係の
再構築が
できるのも
信頼関係
つながった
親子だからこそでは
ないかと思います

このデジログへのコメント

  • ゆかりんりん 2019年07月04日 19:28

    > 内蔵助さん

    いがいと
    厳しい人なんですね

  • すいせい 2019年07月05日 01:02

    子離れ巣立ちが過ぎると、思秋期じゃなくて思春期に戻って行く感じだなぁ。色々やりたいことが多くって。。。

  • ゆかりんりん 2019年07月05日 22:24

    > すいせいさん

    第二の
    人生ですか

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