『ルポ電子書籍大国アメリカ』大原ケイ著、アスキー新書

奥付の日付は2010年9月10日。今更ながら読んでみました。
2010年は日本では電子書籍元年と言われましたが、今年はガラパゴスが早々と撤退する等あまり盛り上がっておりません(と思ったらアマゾンが日本に本格進出という記事が日経に出たけど)。昨年は何冊か電子書籍本を読んで今後紙の本はどうなる?とかプラットホーム戦争はどこが勝利するんだろう?なんて思ってましたが、今年に入ってキュレーションやらHTML5がどうのといった議論が出てまだまだ先の事かもとか、ややこしや～とか、面倒過ぎで付いてけるのか?とか思い始め、世間ではスマホが爆発的に売れてきたーのだけど(iphone3Gsを持っているのに全然使わず、従来のドコモばかり使用)、果たしてオッサンは付いていけるのか…
で、ちょっと整理したいなあ、と。
著者の大原ケイさんは、『本とマンハッタン』というブログを持っています。実はそちらを見てこの本を買ってみようと思いました。肩書きはNY在住出版エージェント。辛辣で歯切れの良い、そして非常にアメリカ等の出版事情に詳しい。文章も面白い、てかブログのコメへのコメも言いたい放題(^^ゞで、本を読んでみると…はい、多少丁寧ですが、印象通りで、サクッと読めてしまい、また知らない事を色々教えてもらえました。続編を読みたーい(^-^)