トムクルーズの映画オブリピオンの最後 ホラティウスの言葉

映画オブリピオンの最後ホラティウスの言葉は胸に刺さります。
ホラティウスの取った行動は、大東亜戦争末期の神風特攻隊を連想させます。
ホラティウスは自分の命を懸けてローマを守った人物ですが、この人物の残した有名な言葉があります。
「地上のあらゆる人間に遅かれ早かれ死は訪れる
　ならば、先祖の遺灰のため、神々の殿堂のため、強敵に立ち向かう以上の死に方があるだろうか
かつて私をあやしてくれた優しい母親のため
我が子を抱き乳をやる妻のため
永遠の炎を燃やす清き乙女たちのため
恥ずべき悪党セクストゥスから皆を守るためこれ以上の死に方があるだろうか」

要は自分の命と引き換えにローマを守った人物ですが、このホラティウスの取った行動が
大東亜戦争末期の神風特攻隊を連想させると紹介しています。
以前欧米の人々は、神風特攻隊は狂信的な自爆戦術と言っていましたが、見方が大きく変わって来ています。それは彼らがホラティウスの取った行動と同じだという事を意味しています。
ホラティウスはローマに通じる橋の上で、自分を楯として敵の大軍を食い止め、亡くなったわけですが、神風もそれと同じ行動だったと認める発言をしています。
神風は4000機も飛び立ったと言われています。いわば自己犠牲で4000人もの若者が亡くなったと言う事です。
このような数の自己犠牲を払った戦争は日本以外には確認されていません。
神風は戦争抑止力になっています。
日本を本気で怒らせたら神風が飛んでくるという事です。
大東亜戦争末期のアメリカの司令官ニミッツは、神風による被害が大きすぎて撤退するとアメリカ本部に
打診していました。
アメリカ本部は慌ててこれを制止したわけですが、実はそれほど神風の攻撃
が恐ろしかったと言う事です。ですから神風は世界中から恐れられ、対日本との戦争抑止力になっているわけです。
映画オブリピオンでも、トムクルーズが主演した人物が、エイリアンの宇宙に浮かぶ司令船に潜入して自爆して司令船を破壊して地球を守っています。これも自己犠牲の極致です。