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7th Fukuoka Part 12

2005年04月26日 02:01

決して遠出をしたわけではないのに
狂ったように交合を繰り返したためか、さすがに疲れきった。
ホテル内でおとなしく食事を済ませて、早めに寝ることになった。
どんなに熱い関係になっても、
白人のようにダブルベッドで朝を迎えるのはいやだから、
ツインベッドの片方で身体を交わし、寝るときは別々になる。
それでもまだおさまらないときは、
夜中・朝方を問わず、どちらかが襲いかかる、というわけだ。
この夜はそれすら無かった。
全裸でだきあい、お互いの性器をまさぐりあうが、それ以上は進まない。
軽くキスを交わして、そのままツインベッドに別れた。
珍しく会話も少なく、すぐ満足そうな寝息がとってかわる。
それを聞きながら、こちらも殆ど意識不明となり、
深い眠りに落ち込んでいった。
目が覚めたのは、もう正午に近かった。
ぐっすりと寝たせいか、疲れは消し飛んでいた。
おまけにお互いに裸。
当然のように行為が始まってしまった。
いきなり、舐めあう。
眼前に迫る桜色の狭間は早くも朝露をたたえている。
舌をすぼめて、その露を舐め上げると、また新たな泉が涌いてくる。
思いっきり、ズルズルと音を立てて吸い上げると
体が反り返り、おまんこがさらに突き出されてくる。
舐める。
吸う。
咬む。
を、続けていると
負けじと、女も卑猥な音を立て始めた。
いきりたったペニスをさらに深くのみこみんだかと思うと
舌を巧みに使って、ちろちろと舐める。
含む。
包む。
呑み込む。
をくりかえし、さらに佇立を大きくしようとする。
おまんこ濡れ具合からも
ペニスの立ち具合からも
昨日の疲れは、感じられない。
「大きい。大きい。口がいっぱいになってる。」
「俺の、そんな大きくないぜ。」
「違う。違う。大きいよ。太いよ。」
やっと平均値というところなのだが、高ぶりがよぶ錯覚なのだろう。
「大きい、大きい」と繰り返しながら
いっぱいに濡らしたおまんこをさらに擦りつけてくる。
「ねえ、きょうもしようね。いっぱいしようね。」
おまんこ、ぐしょぐしょにして。舐めてね。舐めてね。」
おちんちんがいいの。つっこんでほしいの。」
「さかりがついちゃってどうしようもないよお。」
「どうしてくれるのよう。こんなにしちゃって。」
「壊れた。壊れた。おまんこがこわれちゃった。」
「舐めて、舐めて、もう少し右。」
「そこ。そこ。そこよおお。」
もはや、声を潜めることも無く、
ペニスをしゃぶっては卑猥な言葉を吐き
それに鼓舞されたかのように、またペニスむしゃぶりつく
腰を微妙に動かしては、こちらの舌の動きにあわせだす。
この地に来てから、明らかにうまくなったのは
やはり狂乱につぐ狂乱の「成果」なのかもしれない。
あまりの快感からか、もう双方ともこの口腔性交を中断する気は無かった。
体を上下にかえるだけで、互いの性器に吸い付き合うことを
かたくななまでにやめることは無かった。
ひとしきりの卑猥な言葉の乱発で高まると、
もう、しゃぶり、吸いあうことだけに集中する。
だから、「うぐ」とか「むふ」とかいう息づかいだけで静寂が支配する。
その静けさの中で、液体がたてる、
びしゃびしゃ、ぴちゃぴちゃと言う音がよく響く。
やがて、ピンクに染まった体が微妙に動き出した。
愛液の量がどっと増えて、目の前のシーツにみるみるシミをつける。
アクメが近い。
ペニスを吸う力がより強くなる。
お互いにしゃぶりあっているから、無言で迎えるアクメ
そして、
どっと愛液が噴出し、
体が反って硬直し
小刻みに震える。
こちらも同じで、おまんこにより強く吸い付きながら
暖かい口のなかに、どくどくと白濁した精液を放った。
男は愛液
女は精液
呑み込みながら、しばらくその卑猥な姿勢を崩さない。
「飲んじゃった。全部。」
「こっちも、愛液、いっぱい。」
そのあと、その口で交わしたキス
口の端から、残滓をどろりと垂らしあいながらの吸いあいは
オスとメスの味がしてひどく淫靡だった。
また、狂気の一日が始まるのだ。
荒い息を整える間なのに、早くも次の性交のことを考え始めている浅ましい自分に
おどろいてしまう。
女もおなじなのだろう。身体をまた絡めつかせながら
「あたし、どうしちゃったんだろう。」
とつぶやく。
二人とも本当に色狂いしてしまった。
昼食をとり、散歩に出たときに、その狂気を痛感することになった。
昼間、三時ごろ。
雑居ビルの非常階段
少なくとも二人に見られながらの
性交にふけったのだから…

(続く)

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