趣味は読書、箸休め

昨年から、少しずつ太り始め、医者から減量を勧められている。
血圧も高いのだ。
月曜日に新宿の「ブックファースト」へ行き、数冊本を買ったが、衝動的に「ビールを飲んでも飲んでも腹が凹む本」といういかにもなダイエット本があり買ってしまった。
イラストも多く、会社の行き帰りの電車で二日で読み終わった。
要旨としては、食べ始めを野菜や食物繊維から始めて、ご飯は最後に食べる。
日常で、少し気をつけて運動する。
アルコールを飲んだら、それと同量の水を飲む。
などだが、強調しているのが、完璧主義を求めないこと。少しくらい途切れても、また続けること。短期の効果ではなく、長期的な減量を目指すこと。
すぐに効果を期待しないとか、完璧でなくて良いとか、酒よりもつまみの方が太る原因だとかともかくダイエットのハードルを低くしようとしている。
高い目標を掲げても、続かなければ意味がないと主張していて、気楽に読めた。
この中の一つ、二つでも真似したら、痩せるだろうか。
昔、受験の頃、「継続は力なり」と自分には言い聞かせて、勉強していたことがあった。
とかく、大きく急速な成果、高い目標を望みがちだが、自分の出来る範囲は限られているので、ダイエットに限らずこの考え方は、仕事の考え方にも応用出来そうである。
もちろん、手を抜いたり、適当にやるということではないが。
「継続は力なり」ではあるが、間違った方向に継続してしまうと、とんでもないことになりそうではある。