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趣味は読書、寧日

2019年11月09日 04:48

カポーティの本の感想を書こうと思っていたら、時間が経ってしまい、だんだんうやむやになってしまった。
「夜の樹」と「カポーティ短編集」で、重複した作品が幾つかあるが、訳者が違い、個人的には全体的に「カポーティ短編集」の訳が好きだ。
僕は原書では読めないので、訳によって、その作品の印象がまるで変わる。
中学の初め、文庫を買うことを覚え、技術の授業で作った本棚に、少しずつ購入した書店のカバーのかかったままの文庫本が増えていくのが、単純に嬉しかった頃、教科書で名前を知っていたという理由だけで、角川文庫ヘッセの「車輪の下に」を読んだ。
数年前に、新潮文庫の「車輪の下」を読んだ。
40年近い時を経て、違った訳で読んだのだが、後者の方が良かったように思う。
かなり前になるが、亀山郁夫訳のドストエフスキー作品がブームになったことがあるが、訳によって同じ作家の作品が、別のものになってしまうこともありそうである。
複数の書店から同じ海外の作品が出ている場合は、拾い読みしてみるのが良さそうだ。
もっとも、僕はもう年をとっていて、読める本の量も限られているから、そう考えるのだが、若くて時間のある人は、同じ海外作品を違った訳で、読み比べてみるのも良いかもしれない。
カポーティについては、文庫で読めるものは全て読む予定なので、その時また感想を書こうと思う。
リチャード・ブローディガンという人の作品を、二冊つづけて読んだ時、正直よく分からなかったのだが、今回も少しそんな感じである。
しかし、持っていて、気まぐれに読み返したらまた違った側面も出て来るかもしれない。
むしろその方が、読書の独特の愉しみだと、勝手に思っているのだが。

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