デートの予定が決まってからホテルまで。

まあオレもこんなトシだから、今の若い人みたいにガチガチの「したいやりたい」ではなくて、のんびり甘い物か、それとも口に合うメシでも食いたいね。

相手の女性が遠い近い人って言うのは、あまり気にしていませんけど、まあ強いてあげれば夜行バスで行ける範囲かな？

ここからは、仮の話ですが。

さあ、デートの日にちと予定、待ち合わせ場所も決まりました。
もうその瞬間から、オレのデートは始まっています。

まずノートに家から待ち合わせ場所までのアクセス方法を書く書く書く書く。
家から何時に出て、何番の市バスに乗って、電車はこの時間のがいい。

ノート上で、待ち合わせ場所まで着いたら、次は昼飯どこがいいかな？
もちろん彼女の好みを事前に知って置くのは大前提ですがね。
予算はこれぐらいかな？
良い店見つけたら即問い合わせして、その予算とか条件合えば、即予約。
これがまず第一のドキドキ。
ここで大切なのは、出来るだけさっきのオレの足代は安く上げて、その分メシ代に回すこと。

その後は、映画？甘い物の食べ歩き？カラオケ？それとも・・・ホテル直行？

いずれにしても、ご飯食べてお腹ふくれたんだし、ここからはずっと手繋ぎデートしていたいです。

「手繋ぎ始める」これが第二のドキドキ。

しばらくそんな形で歩いてて・・・・・・・・・・・「行こうか？いいか？」
この声掛けが第三のドキドキ。

ホテルの前に着きました。玄関の自動ドアが開きます。

おっとその前に一つ忘れてた。タイミングさえ合えば、ひとつアクセントとして、軽くキスしたいね。
この瞬間が第四のドキドキ。

部屋に入る。風呂入る。セオリー通りなら一緒に入るでしょう？当然二人全裸になる。
抱き合って肌の温もり感じ合う。
ここで第五のドキドキ。

身体の洗い合いも終わって、ベッドの上。
最初はホント優しくゆっくりゆっくり・・・・・キスして抱擁して愛撫して・・・・
くり返しするごとにだんだん激しく、ハグは身体が折れない程度に。キスと愛撫は相手の頭の先から足の裏まで丁寧に。
これがドキドキの最高潮。

ホントならこのあと、若い人なら「いざ鎌倉」ならぬ「いざ突入」だと思いますが、オレもそんなに若くないし、挿入は別にいいかなって気がしています。
それよりも、待ち合わせ場所からここまでの、いくつかのドキドキを楽しみたい気持ちが強いからね。

こういう付き合いしたいって思うのは、やっぱりオレだけなのかな？トシのせいもあるのかな？

デートの日までの段取り、手繋ぎ、キス、気持ちのこもった言葉、抱擁、愛撫・・・・・
そんなの、一つ一つのドキドキを味わいたいのですがね。