『「ソマリアギャング」を救いたい』

「ソマリアギャング」の社会復帰を支援する
永井陽右（ながいようすけ）さんの話


『ギャング撲滅は無理だけど、●●にすれば？』


●に言葉を入れて下さい。（ひらがなで３文字）

答えは、本文で
■本文


永井さんは、２０歳のアフリカ旅行で、ソマリア人居留地を訪ねました。
内戦から逃れた極貧の人々。
「彼らを救いたい」
学生仲間でＮＧＯ「日本ソマリア青年機構」を立ち上げました。
住民に困っていることを聞くと
「ソマリアギャング」
人殺しも強盗もドラッグもする若者らしい。
ギャング撲滅は無理だけど、仲間にすれば？
安全そうなギャングを紹介してもらいました。
話を聞くと、
家族と死に別れ、仕事もない。
俺にはギャングしかなかった。
「それ、話してみない？」
うながすと、小学生を前に「俺たちみたいになるな」と語ってくれました。
職業訓練学校にかけあい、「英語」「家電修理」などのギャング向け講座をつくりました。
５０人近くの帰国や留学につなげました。
「同じ若者だから信じてくれた。学生だからできる支援がある」
捕虜になった元テロリストたちをどう社会に戻すか、政府職員らと一緒に模索します。

朝日新聞 2016.7.21


『「英語」「家電修理」などのギャング向け講座・・・』
相手を思う気持ちがあれば、何でもできるんだな、と思いました。