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15th Route 246 Part 43

2016年03月19日 21:23

15th Route 246 Part  43

達する直前の女性は美しい。
達する女性は美しい。
果てる女性も美しい。
淫らに本能を
解き放てば解き放つほど
妖しく咲き誇る乱れ花だ。

脇の下を舐めて欲しがる女。
なぜか自分の親指をしゃぶり出す女。
亭主に詫びながら求め狂う女。
あかん、あかん、とわめき散らす女。
つないだままの姿を見せたがる女。
潮だか尿だかを噴出す女…
女性のよがりようは千差万別でも
いずれも見事なイキざまだった。

ようやく到達したフィナーレ。
「お願い、中に、いっぱい。」
「かけてえ、おまんこの奥にいいい。」
の願いに答えてそのまま放出する。
腰の奥から湧き上がってくる快感
ビクンビクンと跳ね上がる身体に
たたきつけるようにして
性器の中にどくどくと解き放った。
鋭い快感に双方ともこわばりきっていた全身に
噴出す汗とともに弛緩が訪れる。
ぐったりと
だが強くだきしめあったまま
離れなかった。
離れたくなかった。
離れらなかった

それにしても、この女の狂い方は尋常ではない。
さすがに、何度も何度もイキまくった後のアクメだけに
これまでのように即、再開を求めては来なかったが
おそらく無意識なのに
空気の抜けた風船のようにしぼんでゆく
こちらのペニス
なおとらえて離さない。
ばかりか吸い付くように中へ中へと蠕動を続ける。
こうしてしばらく
身体を重ねたまま余韻に浸っていたが
急に体を入れ替えて
小さくなった精液まみれペニスをしゃぶりだす。
そして、ぐしょ濡れの陰唇を舐めることを
強いるかのように交差のかたちをとる。
女が上。男が下。
放出する前ならすすんでするような69なのだが
行為直後のこちら
ましてや非力なこちらにとっては
いささかつらい行為だ。
だが、この女の極端な乱れ方に触発するように
舐めあい、吸いあった。
行為後の互いの口中に流れ込む
精液愛液
まだ濡れている性器から吸い出した自らの精液
たっぷり噴出させた女の愛液、との混合液。
それを口にふくんだまま
じゅるじゅると互いの口中を往復させ
唾液の交換を加えた濃厚なくちづけにしてしまった。

女の唇の端から乳房へとたれ流れる淫らな雫は
強烈な卑猥さを漂わせる。
鏡に映るこの姿に再び女が欲情するかと思ったが
さすがに、それはなかった。
「すごいおまんこだったよお」
「こんなにイッたのはじめて」
「もう、当分しないでいい」
とんでもない。
明日になればまた新たな「疼き」が訪れて
もっと何度でも出来る強いオトコ
もっと淫らな行為を求めて
更なる世界へと堕ちてゆくにきまっているのだ。
正直、こちらが出来るのはここまでだった。
いかに好きとはいえ、ここまでの獣の行為は
常軌を逸している。
多分、この女との「また」はないだろう、と思った。
女もそれを察したのか
駅前の人目も気にしない別れのキス
やはり名残惜しげで長いものだった。

そして、
何度かテープを入れ替えているビデオ
前戯から後戯までをねっとりと
捉えているはずだった。

後日、人妻から国際電話があった。
やはり、得意になってビデオを見せつけていたのだ。
これは、ののしられてもしようがないな、と思ったが
案に相違して、その声は弾んでいた。
「見たわ。全部。すごかった。」
「見るだけでびちゃびちゃになっちゃった。」
「見ながら女同士でしちゃったの。」
おまんここすりあって、二人でイキまくっちゃった。」
「でももっと欲しいの。ねえ、電話でして。」
「イキたいのよお。明日までまてないの。」
「そう、明日はまた二人でオトコあさりにいくの。」
ノーパンノーブラでね。」
「ああ、電話でいいいからオナニー手伝って。」
そして、そのとおりになった。
電話の向こうでの絶叫が
人妻の友人のあの狂気のイメージと重なった。

まもなく国際便であのときのテープの複写が届く…


(この項終わり)

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