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成程話:相手の心をつかむ秘訣

2014年10月25日 23:47

樺旦純氏の心に響く言葉


「おしゃべりな人は他人の話をする。つまらない人は自分の話をする。話上手な人は耳を傾けてくれているあなた自身の話をする」
……W・L・マッケンジーキングカナダ首相

何かにつけて、「私は、私は」と、自分のことばかり話題にしたがる人がいる。
誰かが話題を変えようとしても、「私の彼は…」「私の家では…」と半ば強引に自分の話に持っていこうとする。
周囲の人たちがウンザリしていることはお構いなしで、延々と自分のことを喋り続ける…。
自分のことばかり話題にする人は、目立ちたがり屋で自意識が高く、他人への関心は薄い。
会話は自分中心でないと気が済まず、人の話は聞いていない。
人からよく見られたいという気持ちが強く、見栄っぱりなので、自慢話が多い。
自分をほめてくれる相手を常に求めている。
どんな人でも、他人から厳しいことを言われるより、優しい言葉をかけてくれる人を好ましく感じるものだが、このタイプの人は歯の浮くようなお世辞に弱いので、悪徳セールスに騙されやすい。
話し上手な人とはどんな人か?」と聞くと、「よく喋る人」「能弁な人」「話が面白い人」を思い浮かべる人は多いが、聞き手が白けているのでは会話は楽しめない。
話し上手な人とは、よく喋る人ではなく、会話を楽しくしようとする人である。
人は基本的に、聞くことより、話すことのほうが好きである。
自分の言いたいことを話せたときは、誰しも気分がいい。
他人の話に耳を傾けるのも、自分の話も聞いてほしいと思うからだ。
そして、楽しい会話のできる相手とは、また会って話したいと思う。
ところが、話したいことがあっても、会話をいつも一人で独占している人がいたら、快くは思わない。
フランス思想家ラ・ロシュフコーは、「語り合ってみて理性も好感も感じられない人が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ」と言っている。
時代や国を問わず、自分の話をしたがる人は多いようだ。
若い世代になるほど自己表現が下手だと言われるが、老人が長々と自分の話ばかりしているのを聞くと、歳はあまり関係ないだろう。
保険外交で大成功したフランク・ベドガーは、自叙伝の中で、相手の心をつかむ秘訣は、「まず相手の話を聞くこと」と書いてある。
一方的に喋るだけで、聞き手は無関心だったら、それは独りよがりの会話なのである。

『ちょっとしたひと言で疲れさせる人会いたくなる人』青春出版社


聞き上手な人は、「相づち」、「うなずき」、「驚きの表情」が多い。
相手をしっかり見て、にこやかに同意したり、聞き返したり、さらにそれを掘り下げて質問したりする。
相手を主役にして、自分より相手の喋る時間を常に多くする人。
講演会等で「今日は聞き手が素晴らしかった」と、講師に言われるときは、聴衆が随所で、うなずいたり、驚きの声を発したり、大笑いしたときだとか。年に何十回と講演するプロの講師でさえ、そういう聴衆の前では、話しやすくなり、一段と講演に熱が入るそうです。
歌舞伎の世界では、「見巧者(みごうしゃ)」と言う言葉があります。芝居の世界に通じていて、見るのが巧みな人であり、上手な人を指します。同様に、聞くのが上手な人を「聞き巧者」といいます。聞き上手な人のこと。
聞き上手な人の前では、誰でも気持ち良く長い時間、喋ってしまう。
聞き上手な人は誰からも好かれる

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年10月26日 09:09

    話上手は聞き上手と
    昔から言いますもんね
    (  ̄▽ ̄)

  • なな♪ 2014年10月26日 23:49

    SYUZO-さん:ですね♪私ももっと聞き上手になりたいな~って思います

  • ゆうき2 2014年10月28日 05:23

    そのとおり。
    まずは、何を話したいのか聞かないと。

  • なな♪ 2014年10月28日 23:50

    ゆうき2さん:そうですね

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