『１５歳のシェフが作る革新的な米国料理』

新聞の話ですが…１５歳の人気シェフ・マクゲリーさんの話

マクゲリーさんが１０歳のとき、両親が離婚。
その後、母親が買ってくるテイクアウト料理にへきえきとし、何とかしなければと思いました。
「ユーチューブには、一流料理人の動画があった」
ネット上のお手本を見ながら試行錯誤を始めました。
転機は１１歳のとき。
百日ぜきで３カ月の自宅療養期間中、彼は日本発のテレビ番組「料理の鉄人」を見まくりました。
回復後、母親の友人を集めて食事会を開きました。
みんなの称賛を受け、
「これこそ自分がやりたい、イカしたことだ」と気づきました。
１人１６０ドルのコースを８日ほどかけて作り上げます。
１２歳のころから、ミシュランに認められることを意識してきました。
学校の勉強はインターネットを通じて　家で学び、一カ月に１６０時間を料理に費やします。
料理店、数軒でも修業しました。
彼の開く夕食会がニューヨーカー誌に取り上げられ、ロサンゼルスの美食家たちのあいだで有名になりました。
チャリティーディナー会でホワイトハウスのパティシエと出会い、料理会でオバマ夫妻と写真に納まりました。
いま、マクゲリーさんの計画は１９歳までに自分の店を持つことです。
「世界一のレストランを持ちたい。言い続けることで努力ができる気がする」

朝日新聞2014.4.20


「言い続けることで努力ができる気がする」
努力が続かないのは、目標をみんなに内緒にするからなのですね