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喜びさがし遊び

2014年06月06日 23:17

ある人の子どもの頃からの愛読書だというので、『少女レアナ』という本を読んでみました。
元気がでてくる本です。
ちょっとご紹介すると、こんなお話です。

母親も父親も亡くなって孤児となったパレアナは気難しい叔母さんに引き取られます。
レアナを引き取ることを喜ばない叔母さんは、パレアナに殺風景な屋根裏部屋をあてがったりして、冷たい対応をします。
でも、どんな事からでも喜ぶことを見つける「喜びさがし遊び」で、パレアナは、いつもハッピーです。
叔母さんのその頑な心を次第に溶かしていきます。
やがてその遊びは、パレアナに接するまわりの人、街全体に広がっていくのです。
その「喜びさがし遊び」とはどんなのものか、と言いますと、毎日の生活のなかで、いつでも、どこでも「喜び」をさがしだすというゲームなのです。
そもそも、なぜパレアナがそのゲームをするようになったのでしょう。
実は、次のようなわけがあります。
あるときパレアナが、人形を欲しがったので、牧師の父親が教会本部に送ってくれるように頼みました。
ところが、人形が来ないで、代わりに松葉杖が来てしまったのです。
レアナは泣きました。
「あたしはお人形さんが欲しいのよ。松葉杖なんかいらないわー
でも、このとき父親が教えてくれたのです。
「これは、うれしいことなんだよ」
「どうして?どうして、うれしいことなの?」
「だってね、君は歩ける足がちゃんとあって、松葉杖を使う必要はないだろう。それは、うれしいことじゃないか」
「え!?」
「あのね、聖書の中に、『喜びなさい』『楽しみなさい』っていう言葉が何回出てくるか知っているかい?」
「知らないわ」
「お父さんも知らなかった。だから、数えてみたんだ。すると800個も出てきたんだよ。つまり神様はね、それだけ私たちに喜んでほしいということだ。私たちが喜ぶことを喜ばれるんだよ」
「あたしも、喜んでいたいわ」
「じゃあ、今日からお父さんとゲームをしよう。これは、喜びをさがす遊びだ」
レアナは目を輝かせました。
「喜びをさがす遊び?どうやって遊ぶの?」
「いつでも、どんなときでも喜びを見つけるんだ。喜びをさがしだすのが難しければ難しいほど面白いゲームだよ」
それ以来、パレアナはずっとこの遊びをやります。
たとえば、実の叔母さんから、屋根裏部屋の飾りのない部屋に住まわされたときも、最初はちょっとがっかりしていましたが、「鏡がないから、顔のソバカスをみなくてうれしい。」
「絵が掛かっていないけれど、窓から見える景色、木や家や教会の塔や、それに川が流れているのが絵のようじゃない。あんないい景色があったら、絵なんかみないでいいわ。叔母さんがこの部屋をくださってうれしいわ」というように、次々と喜びを見つけていくのです。


喜びはどこかにあるもの?
いいえ、喜びは見つけるもの。私たちのまわりに、今日起こる出来事のなかに、もしかしたらピンチだと思える状況の中にも、喜びが見つかるかもしれませんね
今日なら、雨が降ったから植物の成長が早るから嬉しい。お気に入りの傘がさせて嬉しい。
同じ状況でも、ちょっと見方を変えるだけで小さな喜びが見つかるのです。

★きっとよくなるヒント★
毎日、小さな喜びを見つける

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年06月07日 00:01

    愛少女ポリアンナですね
    原版はパレアナでしたか
    アニメは好きで見てました
    堀江美都子さんでした

  • なな♪ 2014年06月07日 00:04

    SYUZO-さん:ポリアンナ懐かしい私の出身校がちょっと影響受けてたな~

  • ゆうき2 2014年06月07日 03:08

    この遊び、皆やってもらいたい。。。。

  • なな♪ 2014年06月07日 13:12

    ゆうき2さん:私もそう思います。気持ち軽く明るくなりますよね

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