イケてる？イケてない？

エロと一口に申しましてもエロエロと間口は広うございますな。たとえば変態系さんを例にとりましても、一口にフェチ、なんて申しますがフェティシズムもこれで案外奥が深い。足フェチというくくりだけを考えても、太もものぷよぷよの手触りが命というヒトもいればストッキングはいたふくらはぎがサイコーというヒトも、あるいは血管の浮き出た足の甲に萌え～という方々もおられるわけです（いや、多分いるでしょう）。

いえ、別に本日のお題はフェチのお話ではないんですが、噺家の文体で書くとなんだかとりとめなく長くなってしまいますなぁ。

ソレハサテオキ、今日はワタクシのエロは何系か、というくだらないお話をおひとつ。

自己分析ほどあてにならないものはない、なんてぇ申しますからあんまり本気で聞いていただくと困ってしまいますが、こう見えてワタクシのエロの系統と申しますかエロ業界（いえ、別に業界人ではありませんがね））における「位置付け」は探求系でございます。探求系といってもいろいろございましょうが、わたくしの場合はあまり実践を伴わない理論派と申しましょうか、象牙の塔にこもって浮世から離れがちな学者さんタイプなんですな、これが。真理の探究のためにはアマゾンでも南極でもいざ行かむ（例えですよ、たとえ）、という探求系行動派と違いまして、ワタクシドモのような探求系理論派はどちらかと言うと静かな書斎にこもって知の世界、じゃなくてエロの世界にさまよう、なんて行動が主な活動です。

さて、最近の探求テーマは「イク」ってことでして。いや、もちろんオトコの話ではなく女性の話でございます。Amazonで海外から本を取り寄せたり、あるいは日本語の性科学関連本を読んだり、もちろんネットでの検索を活用したりしてイロイロ研究・研鑽しております。

統計を見ますと普通に「イケる」という女性は日本では全体の半分弱しかいないようでして、中でも「毎回イケる」という方々はわずか１０％だそうでございますね。ま、１０人のご婦人がいればおよそ５人から６人の方はなかなかイケない、あるいはイッたことがないというわけでして、ワタクシのささやかな経験からの実感だと、イケないヒトの割合はもう少し高いような気がいたします。やっぱりまだまだ大和ナデシコたちはツツシミブカイ。とはいいますものの、ベッドの中ですら自己を解放出来ないというのはあんまり楽しい話ではございませんし、何よりオーガズムを経験しないでコトを終えるというのはご婦人方のカラダに非常に悪いそうでございます。

ここからの話は科学的にはトンデモかもしれません。あるサイトからの受け売りですから眉につばつけて聞いていただいて全然かまいませんよ。

簡単に申しますとセックスによる興奮で子宮における血流は増大しますが、オーガズムをまで到達しないでセックスを終えてしまうと、子宮の平滑筋の収縮が起こらず、鬱血状態が続いてしまうといいます。子宮筋腫ですとか月経不順ですとか不妊の増加なんてのもこの辺が原因じゃないか、なんて言っているヒトがおりますな。

「自分でやるとイケるんだけど・・・」という方も安心してはいられませんよ。いえね、自分でオコナウことによる絶頂感というのは子宮の収縮には十分じゃない、っていうんですから恐ろしい。

たとえで言いますとね、自分の手で首を絞めて自殺することはできないように、マスターベーションではどうしても意識を失うほどの「最後」まではイケないらしいんですなぁ。恐ろしゅうございますねぇ。

いったんベッドに入ればご婦人がイクまで決してやめない、また、カラダだけでなく心も解放してくれる、そんないいオトコを選ばないと、一時的な不満を感じるだけではなく、婦人病にもなり易いなんてことが言える・・・かもしれない・・・・どうですか、アナタはちゃんとイケてますか？

「いいオトコがこの頃いないのよぉ」なんて嘆きがあちこちから聞こえてきそうですが、いいことを教えて差し上げましょう。近頃ご婦人方にモテモテのいいオトコたちは、何千年もの昔から伝わるラップミュージックみたいなものを日々練習しているそうです。頭はつるつるのスキンヘッド。どうもお寺方面に多く生息しているらしいんです・・・

いえ、なに、ほら、坊主だけに「逝かせる」のがお上手・・・・

おあとがよろしいようで・・・