人は全てを語っている

わけではない。
語法、文法に従い年令性別役割立場人種の差、置かれた状況に応じて言うならば自主規制しながら話てる。
例えば好きな絵を描いてみて...と言われて出来た絵がたいして個性を見せない、ありきたりの遠近法、画法に従い、色使いまでありきたりの色の絵しか描けない。

絵にすらそれと意識されない文法があり、規制があり、それに則らないと理解されない、上手下手はその時々流行流布した画法に則るか否かで測られる。古代エジプトの横向きの絵を見れば分かる様に。

コミニュケーション不全を考えて、それでは十全な、コミニュケーションが在るのかと言うと実はありえない。神の前に立てば別だがそれは人間の考えだしたもの。

人の夢み想像しているものの全てを語ったら、精神病院行き。フロイトの診察室で聞く様な話ばかり...

してみると、
コミニュケーション不全がむしろ常態。

つまり人の話の全てを聞いている訳ではないし、話している訳でもない。

し聞きたくもないか。
全ての規制を払い、抑制を除（覗）いた世界は了解不能。

根本からしての不全。
なのでは？