- 名前
- 瓦礫の月
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- H romantic...
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硫黄山の秋は過ぎ....
2006年11月17日 15:40
噴煙上げる岩影に、
温泉たまごを
売っていたのは....
やくざ屋さん
だったか、
やけに高いと
思っていたが、
国立公園の敷地内
無許可でゲリラ的に
売っていたが、
敷地内に入れろ、
入れないの押し問答
の挙げ句、ワゴン車に
5000個のゆで卵か、
生卵が積んでいたとか
その一個を
食べたかどうだったか..
溶岩台地の
すさまじく荒れた地、
一本の草も生えない
数年、数十年の時を隔てて森の尖兵、
やせた地に白樺の
黄の
枯葉の降りしきり
散り敷いた硫黄山の
黄葉....
その病院の裏口を
通りかかると、
今の季節
石焼き芋の店が並び、
秋風に、焦げ臭い
甘い匂いの湯気と
せつない笛の音が聞こえ
来る日も、来る日も
その病院を通りかかる度
その日除け傘の
パラソルの下、
その出口の舗道の
敷地内か、敷地外の
公道か.....
雨の日は休みか、
そのやくざ屋さんか...
年寄りの
おじさんか、おばさんの
どちらか見かける
晴れた日は
雨の日は
誰もいない病院の
出口.....
硫黄山の秋を、
舗道の
枯葉に想い....ながら
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