【妹ラブ学園祭編】二兎を追え！

放課後、僕は「開かずの間」で妹を待っていた。しかしきたのは
ドドドド…
10人程の生徒だった！
「あっ。あなたが伝説の先輩ですね！」
違うよ～と返そうとしたら。
「はい、このかたが開かずの間を掃除した感心な先輩です」
この前の新聞部員が答えた。
「あら。お兄様じゃないですか」
妹の友達ちゃんもそこにはいた。
「知ってるのかライデン」
「親しくさせていただいてますわ。それならば話が早いですわ」
何の話だ
「夏休みにお逢いしたときに尋ねた答えをおっしゃってくだされば助かりますわ」
ああ、メイドか巫女か。か？
どっちもいいな
「おおーっ！」
一同どよめいた。
「さすがは伝説です！非常に参考になりました！ありがとうございましたっ」
と断って退室する。なんなんだ。

後に聞いたが、妹のクラス出し物は、なんでもありの萌え喫茶になったそうな。祭当日が心配になってきた！

続く！