●定期入院　3日目

R先生登場！・・・ん・・・これは、楽しめるぞ！


『やぁ、R先生ですか？初めまして！』
『あっ・・噂のzzさんですね！』
『・・・噂？？』
『ハイ！　看護士さん達から聞きました。』
『えー、ろくなこと言われてない気がするなぁ』
『そうでもないですよ。zzさん、人気者ですよ。』
『へー・・意外だなぁ』
『面白いし、多岐にわたって知識豊富・・って！』
『まぁ・・事実ですね。』
『でも、話し込んでると・・術中に落ちるから注意しなさい・・って』
『そんな・・魔法とか幻術とか使わないですよ』
『そうだ！zz新聞！』（A4版で私が描いている手描き新聞。コピーを各病室に回す）
『ハハ・・あれは、イヤな先生いる時だけの発刊ですよ』
『凄く、面白いって皆さん言ってましたよ！』
『R先生・・ネタになりますか？』
『えーー！！可愛く描いてくれるなら・・』
『・・似顔絵とかは・・多少悪意がないと面白くないんですよ』
『ん・・・判る気がするけど・・描かれる方はいやかも』
『本人が嫌がるくらいが他人を喜ばせる！』
『えー・・もし、描いて頂けるなら・・お手柔らかに！』
『まぁまぁ、今日初めて会った人物ですから・・急に描けないですよ』
『？？見て描くわけじゃないんですか？』
『印象を拾って、イメージを構築するので、本人が見ていない部分が浮き彫りになる。だから、本人はイヤで他人は楽しい！』
『わー・・まずいなぁ・・術にかかりそう！』


・・大丈夫・・ゆっくりと沈めてあげますから・・