- 名前
- TULI TULA
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 強がりの甘えたがり、泣き虫の淋しがりやです。人見知り。京都で生まれの京都っ子。今は東...
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仕事
2006年04月20日 23:25
私達の仕事はヒトの身体を構成する細胞の中に癌がないかを探すというマニアック極まりないものです。患者さんは不安を抱えて検査をするわけで、その検査に対して癌かどうかの判定を下すんですが、プレパラートに乗っている何百何千の細胞の中に癌細胞が1個2個ということもあって…さらに小さかったりで難しいものもあるんですよ。
表で書いた同僚はその癌細胞を見落としてしまったんです。その細胞はとっても小さかった。量は少なくはなかったけど…きっとほんのちょっとだけ注意が足りなかったんだろうな。仕事をしている側からすると、難しいとか色々言えるんだけど、患者さんにはそんなことは関係なくって…。わかってるんだけど…。
大体、一人が抱える検査の量が多いように思う。毎日毎日100枚前後のプレパラートを見て癌をひたすらに探す、探す、探す。7時間以上顕微鏡とPCの結果入力画面とにらめっこ。そりゃ疲れるしストレスも溜まるよ…夕方になれば、疲労で集中力も低下してくるし。でも、それも患者さんにとっては関係ないわけで。患者さんは「私のは朝1番の元気な時に見て~」なんて言えないわけで…。
そんなんで、同僚は大丈夫だろうかと心配…。そして、そのミスは決して人事ではなく、もしかしたら、発見されなかっただけで、私も今日の検査結果で患者さんの命を危険にさらしたかもしれない…と思うと胃が痛くなる思いです。
色んなお仕事をされている方がいらっしゃると思います。苦労も様々。でも、何の苦労もストレスもないお仕事なんてないと思うし、皆さん、お互い頑張りましょうね。
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