初めてのキス

それは瞳と付き合いはじめての初めてのキスであった！

康祐は３ヶ月ほど前同じ職場で働いている相沢瞳に
やっとの思いでデートに誘い今日が３回目のデートだった

３回目とあって初めてのころに比べてふたりの中には
緊張もなく会話も自然に進み良い雰囲気で一日を過ごせた

ちょっとしたドライブをかねて植物園などがあるテーマパークへ
帰りに少し寄り道して海まで行くことに・・・・

着いた時はもう日がくれて夜の海岸にはふたりだけ
対岸の街の灯りがチラチラと宝石のように光
海にはイカ釣り船なのか漁船の灯りが幾重にも波にゆれなんとも
言えない雰囲気を作り出していました。

それをふたりで見ながらしばらくいろいろと話しをしていると
急に瞳が小さな声でうつむきながら「キスしていいよ！」と
言ったのです。

康祐はまるで自分の心の中を見透かされていたような感じで
一瞬驚いたが瞳の目を見つめてそのまま唇と唇を重ねたのだった！