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6th Haneda Part 2

2005年03月20日 00:50


(出発前に。続きは10日後)


好奇心よりも、抱きたいという欲求が勝った。
「ここに部屋をとろう。」とささやく。
だが返事はまたも、その美しいたたずまいと
似つかわしいものではなかった。
「もっといやらしいところがいいの。思いっきりしたいから。
ラブホテルに連れていってください。」
「似合わないだろう、貴女には。」と思ったが
無言で立ちあがって手を取っていた。
羽田から新横浜
近いようでいて遠く、遠いようでいて近い。
二人とも無言。
こちらは、話しかけたら、この千載一隅のチャンスが
するりとぬけ出してしまいそうで怖い、というのが事実だが
女はいったい何を考えていたのだろうか?
と突然、手が伸びてきて、こちらの左手のうえにかぶさる。
そして、しばらく撫でていたかと思うと自らの太ももへと導く。
少し広げられた脚に触れて、
しばらくためらっていたこちらの左手
徐々に太ももの内側に移動し、
そして、じりじりとせりあがる。
案の定、ガーター
ストッキングが素肌に食い込むあたりの
すべすべとした感触。
ガーターベルトにつけられた留め具の
頼りない感触。
おそらく上質あろうシルクストッキング
やさしい感触。
それらを楽しみ、さらにスカートをせり上げてゆくと
うっすらと湿りをたたえたパンティが見えてくる。
当時としては大胆至極といえる紫の
フロント、Tバック
おそらく普通のランジェリーショップでは
売っていないものだった。
手のうごきが大胆さを増す。
重ねらた女の手は、そんな動きを阻むどころか
むしろ局部へさそいこむかのように先導する。
ガールフレンドとなら日常化してしまったこんな行為だが
相手が変わると、こうも新鮮なのが不思議だ。
もし、料金所がまだ先だったら、運転がおろそかになって
事故を起こしていたかもしれない。
それほど、興奮し、切迫し、いつになく緊張していた。
羽田を出ておよそ30分。
希望どおりに卑猥ネオンが光るラブホテルにはいる。
四方と天井が鏡で張られた非日常の空間。
空調が完全でないせいか、
部屋に漂うかすかなかび臭さと雄と雌の香り。
あくどい色使いの内装と、趣味の悪い調度品が
かえって行為の狂気を加速しそうだった。
いきなり抱きついてくる。はげしく唇を吸う。
ベルトをはずして、ズボンをおろす。
ブリーフからペニスつまみ出すと、
突然のことでまだ佇立していないそれの前に
しゃがみこんでしゃぶり始める。
パステルカラーセクシーだが上品スーツ
着たままの行為だから、ひどくイヤらしい。
たちまち天をつくペニス。それを確かめると
裏側に唇を這わせながら、しゃがんだ脚を開いて
おまんこに食い込むパンティをみせつけるようにする。
ガーターストリングスと留め具の部分に
強調されるかのような太ももの白い肌が目を射る。
極端に細いクロッチだから、紫の布を
食べてしまうかのように挟み込んだワギナ
べろりと顔を出していてものすごくエロチックだ。
そして、ペニスをはさんでいた両手のうち
右手だけを股間に下ろしてスカートの中に突っ込み
しゃぶりながら指を使い出した。
時々のため息と上下左右に動く舌、
そしてパンティをかきわけながら
おまんこに深く差し込まれ、くねくねと動く指
美しい顔がこれらと同調したときにものすごい快感が襲う。
今度はお返しをする番だった。
うすいブルーのスーツを脱がすのは後にとっておきたかったから
そのままの形で、片足だけを円形のベッドに乗せさせる。
スリットのないタイトミニだからスカートはまくりあがって
ストッキングの付け根くらいまで露出する。
そしてガーターパンティが顔をだしてしまう。
その形を鏡に映してゆっくり鑑賞したかったが
そんな余裕はありそうもない。
今度はこちらがひざまずいて、
むき出しになったパンティにいきなり顔を埋めた。
オーデトワレほどきつくない同系のコロンのかすかな芳香。
かなり濡れだしたうすい布ごしによく手入れされた淡いヘアの感触。
ここにも、そのマスクとその身体同様に隙がないのだ。
時間をかけてしゃぶった。
ちゅうちゅうと音を立てた。
あきらかに愛液のしたたりが増し
こちらの髪の毛をつかむ力が増し
息使いが荒くなり出した頃、パンティを横にずらして
ピンクのひだから垂れ流し出しているおまんこを強くすすった。
「うわあ」と小さくさけんで、後ろに反りかえると
どくんと愛液を噴き出させた。
それでもなお、鏡に映る自分の姿をじっと見ている。
鏡越しに目が合ったときそれでも少しの恥じらいを見せた表情。
それは常識を越えた美しさだ。
時間はたっぷりとあるのにどちらもひどく切迫した行為だった。
ゆっくりとお互いを脱がしてゆき、
戯れあいながら何度もイかせるのが好きなのに
この時ばかりは違った。
タイトミニのスーツを脱がせてゆくのがもったいなかった。
その下のガーターパンティもすぐ脱がしたくはなかった。
だから風呂にもはいらずに、
いきなりのフェラチオクンニリングスになった。
鏡に映るこの光景全裸で求め合う時と同等いやそれ以上に
卑猥そのものだ。
片足を高く上げさせたまま、今度は後ろに回った。
首を後ろにねじって唇を求めてくる。
甘い唾液を吸いながら、両手を下ろしていって
二人で指を使った。
彼女の中指と、こちらの中指が
びしょぬれのおまんこの中で絡み合う。
彼女のもう一方の手は後ろに回ってこちらのペニスをしごく。
そのうちに彼女の中指には薬指が添えられ、おまんこの中は
三本がのたうちまわる事になった。
こちらも薬指を一緒に入れようと思ったが
貪欲だが小振りなおまんこはさすがに拒否する手応え。
かわりに人差し指クリトリスをこすりあげる。
パンティをかいわけて侵入する四本の指の責め立てに
小さく「イク」といって身体を震わせて動きを止める。
しばらくそうしていたが、やがてこちらに向き直ると身体全体を
ぶつけるようにしてしがみついてきた。
きれいな眼をのぞき込むようにして見つめながら
指を濡らした愛液を、しゃぶるとまた瞳が輝きをます。
「おいしいよ、これ。どこから出たか言ってごらん。」
「いや。とても言えない。お・ま・ん・こなんて。
おまんこのおつゆなんて。」とかすれ声で言うと
自分で発したその言葉に触発されたかのように腰をふるわせる。
再び、雄と雌の行為が始まるのだ。
まだまだブルーのスーツは脱がさないぞ、と思いながら
その美しい唇に舌を差し込んでいった。

(続く)

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