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11th Kosugi Part 12

2006年01月20日 00:19

理由はわからない。
だが、なぜか「言葉」に反応する女性との性交が多かった。
性行為の途中での、言葉の掛け合いが
お互いの官能を高めてゆく、といったパターンが多いのだ。
かといって、相手をさげすむような、
いわゆるサド言葉攻めではない。
自然に、卑猥な言葉が飛び交いながら
互いの性器を嬲りあうことになるのだ。
「先生」に仕込まれた、この若い女性もそうだった。
「ちんぼこ」といい
ちんちん」といい
おまんこ」といい
まんこ」と言った。
「突っ込んで」とわめき
「ぶっ挿して」とすがり
「かけて」とせがんだ。
普通、この年の女性ではとても口にしない
どぎつい言葉が飛び出してくる。
その青いルックスと、
熟女の語彙とのギャップが
ひどく興奮を呼ぶことになる。
少しの休憩のあと再開された第三楽章
ゆっくりと、ねっとりと、
ねばりつくような言葉の掛け合いと
たまらず挿入を求めだす
しつこい前戯オンパレードとなった。

すでに三十分ほど、互いの性器を舐めあっている。
眼前でぱっくりと口を開けた淫花は
花芯に透明ですこし粘り気のある露をたたえながら
妖しい収縮を繰り返し
舌と口と歯の刺激を
そして最後にはペニス挿入を求めている。
眼前で天井を見上げるように佇立する幹は
ビクンビクンとひくつきながら
先端から少量の苦味ある樹液を垂らし
そして最後には白い精液の放出を企てている。
性感のたかまりからか、双方かすれた声でほぼ同時に声をかける。
女。
「ねえ甘くかんで。まんこの入り口。」
男。
ペニス、喉まで呑みこんでくれ。」
そして、リクエストに答える行為が
あくまで真剣に始まる。
同じようなことはすでに何度も繰り返しているのだが
声の掛け合いが続くたびに
新しいページが開かれるように
新しい性感の波が押し寄せてくる。
びちゃびちゃ。
という音。
ちゅうちゅう。
という音。
天井とベッドサイドにしつらえられた鏡には
白蛇のようにのたくる淫靡な絡みの姿を
時に確かめるように見つめる女の顔が映る。
確かに無粋な男の身体に比べて
若い女性の肢体はとてつもなく美しいから
露出に抵抗の無い女性ありがちな
ナルシズムが働いているのだろう。
電気を暗く」とは決して言わなかった。
上になり、下になり、
オーバーサイズのベッドの上で
シーツにシワとシミをつくりながら転げ周りながらも
互いの性器むしゃぶりつくことをやめなかった。
もちろん、合間合間ですざまじい淫語がとびかったが…
ワギナのまわりに沿って舌を回転させる。
尿道の線に沿ってペニスのウラに舌を這わせる。
硬くとがるクリトリスの横に、尖らせた舌を差し込む。
陰嚢と肛門の間の部分を唾液で浸す。
電流のように頭を突く鋭い刺激に
双方、思わず震えだしていた。
我慢がつらい。
どくりと愛液がふきだした。
先走りの量が増えた。
それでも、なかば意地になって責めぎあいをやめなかった。
だが、たまらなくなってきたのだろう。
「待って。待って。すごすぎる。」と言いながら
そのときは下になっていた「舐めあい」の体勢を
ほどいてしまった。
「はあ。はあ。おまんこがうずいちゃって。」
「ねえねえ。ほんとは何度もイッてたよお。」
「うそつけ、しゃぶりまくってたろうが」
「いやん。」
「いやならやめる?まんこやめる?」
「いやっ」
そういいながらメス犬の姿勢をとる。
びしょ濡れの性器突き出して腰をゆする。
「それで何がイヤなの?」
「ねえ、後ろから。ちんぼこ頂戴。」
そうするかわりに、再び口と舌を使った。
「両手の指でまんこ広げて。全部見せて。」
「いや。こう?」
イヤと言いながら、おずおずと指で広げるのは
女性特有の反応なのだろう。
しばらく見つめているうちに、
どぶりどぶりと愛液がくみ出され、ぼたぼたと垂れだす。
「やだ。垂れてるよ。まんこから垂れてるよおお。」
「みちゃいや。まんこなんか見ちゃいや。」
アヌスからクリトリスまでべろりと舐めあげる。
そのあとすぐに
「見て見て。垂らしてるまんこ見てよおおお。」とわめきだした。
アヌスからクリトリスまでべろりと舐めあげる。
そのあとすぐに
「はやくぶちこんで。なめてばっかいないで。」
アヌスからクリトリスまでべろりと舐めあげる。
そのあとすぐに
「ほら、ここよ。ここよ。」
そう言うと、押し広げる両手に狂ったように力を入れて
奥の奥まで見せようとした。
舐めることをせがんできた。
突っ込むことを求めてきた。
だがすぐにはそうしなかった。
挿入したら、あの締め上げで簡単に果てることはわかっていた。
もう少し、この淫靡な時間を長続きさせたい。
そう思っているうちに
「うわああ。イ、イくう。」
「死ぬう。」
おまんここわれるうううう。」
と叫びながら崩れかかる。
ここぞと、むしゃぶりついて
また、強く吸い上げると
「ぎゃあああ」とシャウトしながらくたくたと
落ち込んで完全に果ててしまったようだった。
眉根にシワを寄せながら、それでも幸せそうな
女の顔はほんとうにきれいだな、とそのとき思った。
やや力をうしなってゆくペニス同調するかのように
第三楽章はこうして静かに終わった。

(続く)

このウラログへのコメント

  • nana 2006年01月20日 00:36

    あ~これを自分が体験する日がきたらどうしましょwwRYUさんを満足させられる自信はゼロだな…ww

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