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「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日」レビュー☆

2022年07月22日 02:20

「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日」レビュー☆

ダニア・デ・ヴィラーズ主演他。世界はきっと変えられる。ライオンファームの経営のため家族と共にロンドンから南アフリカ引っ越してきた少女ミア(ダニア・デ・ヴィラーズ)は、サバンナでの自分の居場所が見つけられずに過ごしていた。ミアが11歳のクリスマスの日、両親のファームホワイトライオンの子供チャーリーが生まれる。初めは心を閉ざしていたミアだったが、共に成長していくうちに互いに特別な友情で結ばれていく。3年後、今までミアたちを見守ってきた両親だったが、大人になったライオンは危険だと、チャーリーを引き離そうとするのだった・・・。世界57か国で大ヒット!3年以上かけてCGなしで撮影された奇跡の友情物語。ひとつの家族の再生を通して映し出される南アフリカの現実とは―。

10/10点!!これは凄い映像だ。作中と同じく、主人公のミア一家の俳優陣はチャーリー役のホワイトライオン子どもの頃から信頼関係を築いて撮影しているとはいえ、凄いシーンで溢れている。少女ライオンの下敷きになるとか後ろから飛びつかれるとか、ショッピングモールを歩いて抜けるとか(笑)「缶詰狩り」というのは初めて聞きました。生きる為ではなく遊ぶためにライオンを育て殺すゲームを本気でやる悪趣味なことをする人がいるということも、それがアフリカで一大産業として成り立っていることも、人間は酷く残虐な生き物だとあらためて衝撃を受けました。友情や絆は目に見えない。けれど、私たちはそれが確かに存在することを知っている。そして、我が子を信じることの難しさ、善と悪についても鋭く切り込んでおり、とても教養深い作品となっています。「子ども正義か悪かだけで判断する」と非難する場面があるけれど、大人になってからも正しいか正しくないか、善か悪かの指標を失わずにいることはとても大事で、それを失ってしまうから戦争やいじめなど数々の問題が起こるのだと思います。まぁ、テロのようにある人にとっての正義と別の人にとっての正義真逆のこともあるので、一概には言えませんが・・・。最近、動物ものに脆くなっているので、自分にとって唯一の心の支えとなった家族の命が危険に晒されたら?離れ離れになってしまうとしたら?とミアの心情にめちゃめちゃ共感してしまいました。胸がいっぱいになる素敵な映画です。2021年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2022年07月22日 06:44

    これは、、絶対観たいです~ヽ(*´▽)ノ♪
    ありがとう(^○^)

  • ユリ 2022年07月22日 19:29

    > はらぺこさん
    ぜひ(^^)STUDIOCANALとキノフィルムズのタッグは外れがないです♡

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