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「くちづけ」レビュー☆

2015年05月20日 18:10

「くちづけ」レビュー☆

貫地谷しほり主演他。神さま、もう少しだけ一緒にいさせて―。知的障害を持つ娘のマコ貫地谷しほり)を、男手ひとつで育てる愛情いっぽん(竹中直人)は、かつては人気漫画家だったが休業し、すでに30年がたっている。知的障害者のためのグループホームひまわり荘」で住み込みで働き始めたいっぽんと、そこで出会ったうーやん(宅間孝行)に心を開くようになったマコ。しかしそんなある日、いっぽんに病気が見つかる。 その時、いっぽんが選んだ道は・・・。ひたすらマコを愛し、彼女の幸せを望んだいっぽんが、なぜ、こんな選択をしなくてはならなかったのか?そこには、父娘の悲しい愛情の物語がありました。実話を基にした海よりも罪よりも深い親子愛の物語。

7/10点!!ひまわり荘の住人の彼らやその家族が、感情を吐露する場面では、最初から最後まで泣き通しでした。純粋な想いだからこそ、叶わないこともある、届かないこともある。そういう場面に、彼らは何度も何度も打ちのめされ、笑って乗り切ってきたんだろうなと思うと、感情がすごく伝わってきて、涙が出てしまいました。元が舞台なので、動きとか、声の出し方とか、舞台っぽ過ぎるところは、少々気になりましたが、保護者を無くした障害者が、どうなってしまうのか、最悪のケースまで、シビアに描いている作品でした。障害者の子供を持つ親も、「この子は私といないと何かしら不自由を強いられたり我慢させられてしまうだろうから、私が一緒にいるしかないんだ。」という閉鎖的な考えに、長年二人きりで生活する中で、囚われてしまっている部分も、きっとあって、彼らが、ここなら楽しく生きていける、ここなら楽しく生活出来る、心から受け入れてもらえる、迷惑じゃない、と思える場所や、国や地域作りが、本当に急務というか、重要だなと、この映画のメッセージとしてヒシヒシ伝わってきました。この映画を見て、身近にそういう人がいたら、声をかけてあげられる世の中になったらいいなと思いました。2013年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2015年05月20日 21:26

    > ゆーた★さん
    そう~見たいと思ってたらギャオで配信中だったので。貫地谷しほりさん、すっぴんでも可愛いかったです。

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