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「恋愛できなきゃ女は終わり」という思い込みは捨てること

2012年10月24日 00:05

結婚願望はあるのに、なかなか結婚までいたらない女性たちの多くは、「ちゃんと本気で恋愛して結婚がしたい」という。その気持ちはよく分かるし、恋愛結婚は別とは限らない。けれど、一方では、「本気の恋愛なんて誰もができるものではない」ともおもう。

各世代の女性誌で根強い人気を誇る恋愛特集。今や50代向けの女性誌にだって「いくつになっても恋する女でいる」という文字が踊り続けて言える。日本全国、社会のムードは、恋愛礼賛だけど、こんなにも、恋愛特集が、そして恋愛マニュアルが求められているのは、実は「日本人恋愛が下手だから」にほかならないのではないかとも思う。

恋愛を本当の意味で実践できるのは、ラテンな人々だけ」だと語る。情熱的な口説き文句も、強烈な嫉妬も、ロマンティックなデートダンスも、ラテン人種恋愛の作法を「文化」として獲得しているし、DNAにまで恋愛が染みついている稀有な人々なのだ。

日本人のように、恋愛とは、決して頭の中の空想や理想ではないのだ。日本女性の考えている恋愛は、非常にあいまい観念的。

さらには、「恋愛と呼ばれているものの大いなる原動力ははっきりいって、性欲にあります」とも。深い見解。そう考えると、無駄な恋愛欲(王子様願望)は淘汰され、「恋愛して結婚したい」なんて観念に振り回されることの無意味が身に沁みると思う。

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