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「ヴァンパイア」レビュー☆

2012年09月21日 00:09

「ヴァンパイア」レビュー☆

ケヴィン・ゼガーズ主演他。「死ぬなら君の血をくれないか」血を抜かれた若い女性遺体が相次いで発見され、"ヴァンパイア"と呼ばれる連続殺人犯が世間を騒がせる。犯人アルツハイマーの母の面倒を見る善良な高校教師サイモンウィリアムズケヴィン・ゼガーズ)。被害者女性は皆、自殺志願者であった。血に取り憑かれた男と犠牲者たちとの数奇な共犯関係の絆。彼らは人知れぬ場所で儚くも希有な愛を育んでゆく。惹かれあう孤独な魂たち。この世の果ての恋物語。

7/10点!!岩井監督の進化した原点回帰ともとれる作品です。なので、マニアックです(笑)音楽から撮影、編集に至るまで、ほとんど全て、彼がやっているので、これでもかというくらい岩井ワールド世界観に、危うげな儚い物語が、メロディーのように流れていきます。主人公のヴァンパイアサイモンには、「ゴシップガール」の、ケヴィン・ゼガーズ。眼鏡をかけているとオタクっぽいですが、森で、毒を吸い出すシーンで、眼鏡を外し、はにかんだ瞬間なんか、格好良いのに、可愛くて、セクシーさも兼ね備えていて、ズキューンと、一気にヤラれます(*>▽<*)ブレイク必至!レディーバード役のアデレイド・クレメンスも、二人で森を歩いていると、御伽話のお姫様のような、コケティッシュな可愛らしい女優さんで、観ているだけでも、大分満足出来ちゃう絵図にうっとりです(*^_^*)孤独で、世界にたった一人放り出されたような、サイモンの異常な生活を、日常に溶け込ませ、歪感を抱かせたまま、掴めない泡の様に、ラストまでストーリーは、一気に進みます。善良で、繊細で、人間らし過ぎるヴァンパイアの、皮肉で切ないラストは、シェークスピア悲劇のようです。2012年公開。

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