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幸せへの奇跡を見る

2012年06月14日 21:19

最初は見るつもりはなかったけれど
他に見たい映画もなかったので
気休めに見てみるか~というのが
最初だった。人間ドラマ系は見ていると
もれなく眠たくなるのだし。

でも、この作品は最後まで寝ずに見れた。
話の展開もハッピーエンド
なかなかよかった。

簡単なあらすじ

新聞記者ベンジャミンは世界各国を飛び回る
敏腕記者であったが、妻の死により
新聞記者を辞め、子供たちと向きあうことを決意する。
しかし、長男のディラン母親の最後を看取れなかった
父親にかなり反抗的。学校も退学になってしまう。

ベンジャミンは家族のために
新居を購入し、そこで新生活を始めようとする。
しかし、購入した新居はなんと閉園した動物園内にあったのだ。
長女の強い勧めもあってここに引っ越すことを決意したベンジャミン
しかし動物園は資金難でスタッフはほぼ無給で
働いている状態。動物たちも病気で薬を買うお金もない。

退職金をこの動物園の再開につぎ込むベンジャミン
しかし動物園の開園のためには農務省役員の検査を
パスしなくてはならなかった。
この農務省の検査員が曲者で、メジャー片手に細かいところまで
徹底的に検査し少しでも基準をみたいしていないと
即不可をたたきつけてくる。
ベンジャミンは七月の開園を目標に動物園
再興するために奔走する。

資金がつき危うく開園ができなくなるかと
思った矢先、彼は亡き妻が残してくれた
へそくり八百万ドルを偶然発見する。

動物たちの脱走や、安楽死息子とのいざこざ
亡き妻への懺悔の気持ち
いろんな出来事がベンジャミンを人間として父親として成長させていく。

彼は最後に動物園を無事に再開させることに成功する。
それは新たな冒険の始まりでもあったのだった。

おしまい

感想
脚本家さんが実力者なだけに
お話の構成もまとめ方も非常に秀逸。
お話の中で奥さんの死因は語られないが
それが高齢の虎が亡くなるところで代弁されている。
彼はこの虎に奥さんを重ねていたのだろう。

最後の最後までハラハラさせる展開で
まだなにかあるんじゃないか?
と期待させる。
見て損はない一作でございまする。

でも翻訳にちょっと難ありだよなぁ~
英題が動物園買っちゃったってタイトルなんだけど
それは作中でも使われている。
ちなみに言うと息子why notっていうのを別にって
訳してたけど、奥さんの最後のセリフ
whynotだったので、おそらくお父さんがwhynotばっかり言うなって
息子を怒っていたのは奥さんを思い出すからだろうなーと
思ったんだけれど。それなら、いけない?のほうが繋がるよな~

タイトルも動物園って言葉を入れるべきだった!
幸せへの動物園のほうが一番しっくりくる。
動物園買ったのも、奥さんへそくりが見つかったのも
奇跡と言えば奇跡だけれど~

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