お化け屋敷も極めれば

ホラープランナーという
恐怖を提供する企画団体が
幽霊ゾンビという男性2人組だ。

彼らはお台場のゲームセンターの
お化け屋敷出であい、創意工夫により
行列ができるお化け屋敷を実現させた。

企画担当の平野幽霊さん
演出担当の斎藤ゾンビさん
彼らのお化け屋敷は台湾でも大盛況。
日本でもお化け屋敷のイベントで
ひっぱりだこである。

そんな彼らの自叙伝
お化け屋敷の作り方には
お化けとしての苦労、演出の追求など
意外と知らないお化け屋敷の裏側が載っていて
非常に面白い。

苦手なお客さんにはお化けが案内役で
誘導してあげたり
鎖のチェーンで壁を叩いて大きな
音を出したり。
生首のアイテムを持たせたりと
なかなかの拘りよう。
シナリオもちゃんとあり、来客者は
物語を楽みながら先に進める。

最も感心なのが、お化けがみんな人間性が
良いということである。
平野幽霊さんは虐められている女の子が
無理やりお化け屋敷の入ってきた時に
その子に友達になろうと言う優しい幽霊だ。
しかも帰り際に、いじめっ子女子共が
通りかかるとこをで壁を蹴ったりして脅かしている。

学園祭のために指導を仰ぎにきた
高校生の男の子のも
斎藤ゾンビさんに脅かしの才能を開化
され性格が明るくなったそうである。

この人たちのことは
今まで知らなかったが
お化け屋敷のアトラクションを
追求することでビジネスにまで発展させた
お二人の熱意に久々に感動したのだった