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給料泥棒

2012年06月14日 01:01

午後から下請け会社に、委託金を払いにいきました＾＾

いつものように、受付で手続きを済ませ

出納係へお金を持っていくと、

いつも笑顔で出迎えてくれるｺが、給湯室で泣いてる！？

私「どうしたの？」

出納さん「あ、お世話になってます…なんでもないですよ」

私「なんでもないなら、なかないでしょ？」

出納さん「たいしたことじゃないですから」

私「ならいいけど、泣くほどつらいなら話してみたら？」

と、聞いてみても理由を言いません。

言いたくないなら、しょうがないかなと思って

私「じゃあ、金額確認お願いします＾＾」

出納さん「はい、頂戴します」

…

……

出納さん「あの、相談してもいいですか？」

私「どうぞ＾＾大した答えをだせないかもだけど」

出納さん「あの、測量課の○○さんご存じですか？」

私「わかりますよ＾＾この前も現場でご一緒しましたから」

出納さん「○○さんに、さっきお尻触られて…」

私「間違って？よくあるよ＾＾私も何度かあったもん」

私「触りたいんだろうな、と思って放っておいてる」

出納さん「私にもしつこくしてきて…」

私「ある程度してきたら、ﾋﾞｼｯと怒るといいよ＾＾」

出納さん「悪くて言えなくて、そしたら今度は胸を…」

私「胸を？触ってきたの！？」

出納さん「はい、そのまま服をめくられて…」

私「で、どうしたの？」

出納さん「直接見られて、触られました…」

出納さん「社会人だから、我慢しなきゃって思ったんですけど」

出納さん「自信なくなりました＞＜」

この瞬間、私ｶﾁｰﾝきましたよ

測量課に乗り込み

私「○○さん、ちょっといいですか？」

○○「あ、お疲れ様です＾＾」

私「お疲れ様です、ちょっと、こちらで」

○○さんは不思議そうにﾃｸﾃｸ

いきなりでした。

ﾎｯﾍﾟに「バチーン」

呆然とする○○さん。

唖然とする一同。

私「△△さんに、お尻触ったりいろいろｾｸﾊﾗしてるんですって？」

○○「い、いや、そんなことは…」

私「私はある程度は我慢できますけど、

世の中の女性みんなが簡単に触っていいわけじゃないんですよ」

私「今度やったら、うちの会社のスタッフみんなに相談しますから」

この言葉が出た瞬間、○○さんどころか

一同青い顔になりました

ちょっと言い過ぎたかなと思いましたが

事務の女性社員さんたちが

「ありがとうございます、みんな言えなかったの」

と大絶賛

うん、結果ｵｰﾗｲ

私はいたいけな少女を守ったのだと

自分に言い聞かせ、会社へ凱旋

すぐさま社長が

「おい、□□コンサルの○○、ビンタしたんだって？どうした？」

ええ(＠_＠;)なんでもう知ってるの！？

と思いながら、経緯を説明

社長「そうだったのか、じゃあ、次の下請けは外そう」

私「社長、そこまでしなくても…」

社長「いや、そういうスタッフの教育をしていなかった会社にも責任はある」

社長「今回の路線測量は、☆☆設計に協力してもらおう」

う～ん、私もしかして、やりすぎ？

そう思いながら仕事をしていると

夕方に△△さんが来社。

「うちの社長が、人としてお礼を言ってきなさいって教えてくれましたので、

お礼を言いに伺いました＾＾」

どうやら、○○さんは今回の件で2週間の自宅謹慎。

ならびに、現在担当している案件は上司に引き継ぎ。

そして、新規案件はしばらく担当、専任させないとのこと。

社長「社会人としての責任をとらせないと、仲間が仲間じゃなくなるからな」

社長「△△くん、会社に戻ったら社長に足運ばせて。1件契約書交わすから」

う～ん、わが社長ながら見事な社会人

普段はただのおじさんなのに

こういう一面こそ、まさに社長＾＾

きっちり責任をとらせ

確定すると、それはそれ、これはこれで別に考える。

大人とは、こうありたいものですね

みなさんはｾｸﾊﾗ禁止ですよ