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ヒア・カムズ・ザ・サンを読みました

2012年02月24日 01:22

有川浩さんの「ヒア・カムザ・ザ・サン」を読みました。

有川さんの作品を読むのは、「県庁おもてなし課」から2冊目です。
もう、すっかりファンになりました

この本は、2つの物語からなっています。

登場人物も設定もほぼ同じで、お話が2つ。
いづれも、脚本家の父親と編集社で働く娘に挟まれる、同僚もしくは婚約者の男性が主人公です。

この主人公は、触れたものの残留思念が感じられる能力者なのです。
ですので、触れるとその物に残っている人の思いが分かってしまうという、厄介な能力不器用生き方を選ばしてしまう・・・。

そんな青年の物語でした。


文章は、さらさらと読めてしまう読み易さに加え、最後の数ページで読者の心に何とも言えない爽やかな風を送り込む作風は、わたし好みです。

ただ、第2編目の脚本家の父がついついてしまう自己顕示のための嘘の癖。
私も小さいころは特にひどく、1のことを100のように言ってしまうあたり。
読んでいて共感ができ、非常に苦しかったですね。

自分でも、言っていて苦しんでいるんですが、自分が押しつぶされそうで、ついつい出てしまうんです。

これは、とても苦労しました。 
治そうとすると、弱い自分を認めないといけないから・・・。

弱い自分でも周りが認めてくれるっていう、安心感が必要なんですが、それ以上に自分が成長しないといけませんし。
どこか見栄っ張りな角が、取れてきたように感じる最近は、だいぶ楽になりました。
でも、いまだに治ってません(恥)
この本は、優・良・可・不可だと、良かなぁ~。

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