暗くなるまで待って

今日は計画転電が予定通り実施されるようだ。
夜の６時２０分から１０時まで。
何て中途半端な時間なんだろう。

夕食を６時２０分までに済ませてなくては。
やはり暗い中食べる食事と、明るい電灯の下で食べる食事とでは同じものでも味わいが違う。
これが彼女と一緒にキャンドルをともしながら。。。とかなれば話はまた別だが。
残念ながら彼女もいなければ、おしゃれなキャンドルもない。

一応、用意してあるのはろうそくにスタンドに懐中電灯にラジオ。
これだけで１０時までの時間をどうやってつぶせば良いのか。
ラジオを聴きながら、暗がりを楽しむか。
スタンドの下、読書にいそしむか。
ろうそく１本の部屋の中、静かに時の流れるのを満喫するか。

でも何回か停電を経験するうちに、少しは停電を気分的に楽しめるようにはなってきた。
やっぱり一番の問題は暖房だろう。
今夜は気温も下がるらしい。
３時間も火の気がないと、かなり部屋の温度も下がることだろう。
こんな時は石油ファンヒーターではなく、石油ストーブにしておけば良かったと思うのだが、まぁ仕方ない。

やっぱり夕食をとったばかりになるが、早々に布団にもぐりこむのが一番いいのかも知れない。
今の私は薬のせいもあって、常に眠気と戦っているので、布団にもぐりこんでしまえば夢の中にすぐに誘われることだろう。

毎日こんな生活が続くと、厳しいものはあるが、数日に１日くらいなら、まだ当分楽しめるかな。
でも本音を言わせてもらえれば、停電ももっと普通に眠る時間まで待ってもらえないものだろうか。
まぁ、事情が事情だけに仕方ないこととは割り切っているけれど。