沈殿していく不安

今回の大地震で多大な被害が出ていてる。
知り合いもたくさんいる仙台が大変なことになっている。
とても心配で、それでも連絡のとりようもなくて、何か情報が欲しくてテレビを見続けていたり、ネットをさまよったりしている。
そしてこれ以上被害が大きくならないことを心の底から願っている。

そんな私がいる反面、自分のことだけでいっぱいいっぱいの私もいる。
これは私がうつ病のせいもあるのかも知れないけれど、とても不安で不安で仕方ないのだ。
テレビを見るのもネットをさまよっているのも、安心材料が欲しいからかも知れない。

余震を感じると、また大きな地震がでは？！と思わず立ち上がってしまう。
余震の震源地が南下してきてるのは、このまま東京での直下地震の可能性もあるからでは！？と怯えている。
原発のことを聞けば、東京にまで被害が及ぶのでは？！と不安で胸が押しつぶされそうになる。
何をどうしても、心の中に生まれた小さな不安は、大きくなる一方なのだ。

これは時間が過ぎるほどに、だんだんと心の中に沈んで、層を作って溜まっていく。
そしてこびりついて離れることがないのだ。

一人の部屋の中にいると、そんな空気の重さに今にも心が押しつぶされそうだ。
東京で感じた今回の地震の揺れくらいでこんなになってしまうのは、我ながら情けないものだと思う。
死んじゃうのかな？
今、この瞬間にも突然死が訪れるんじゃないかとパニックになりそうな気持ちを何とか押さえつけている。
そのせいか、何にもしていないのに、精神的な疲労と、何故か身体的な疲労を感じている。
PTSDってこういう事をいうのかな。。。
ふとそんな気もしてる（あまり詳しくないので的外れかも知れませんが）。

今回の被害に胸を痛め、友だちが心配で、どうして良いのかわからない自分と、自分のことばかりを考えて、押しつぶされそうになっている自分と、それが奇妙にも同時に存在しているのだ。

そんな自分に嫌悪してしまうし、それが私の心の弱さなのだろう。
もっと気を楽にとか、もっと気を強く持てとか、いろいろアドバイスがあるけれど、どの言葉も今は私の心を素通りしてしまう。

ただただ、今は心が苦しいのです。。。