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『おくりびと』のこと
2009年04月05日 09:26
2009年4月4日の中日新聞夕刊のコラム「大波小波」に、『おくりびと』異論と、題されたコラム。そこには、米アカデミー賞の『おくりびと』が、日本ではワーストワンに選ばれているとの指摘。「メディアはこの認識のズレをもう少し真剣に問題にしてもいいのではないか。」と・・・。
『おくりびと』は日本アカデミー賞も、キネマ旬報賞も受賞しているが、唯一つ 『映画芸術』426号の恒例日本映画ベスト10ワースト10で、ワースト1に選ばれたわけである。
だが、このコラムの指摘は今更ながらの感がある。『映画芸術』のベスト10ワースト10は、恒例であり、映画ジャーナリズムの日本におけるアンチの立場を取っている。だから『三丁目の夕日』も支持しないし、今回の『おくりびと』もワースト1に選んだ。因みに、『おくりびと』ベストの得点のみでは12位である。1位は『ノン子36歳〈家事手伝い〉』。また、付け加えれば、『映画芸術』のベスト10の選び方は、ベスト10での得点から、ワースト10の点数を引いたもので決まる。2008年映画芸術の1位は『ノン子・・・』だが、『ノン子・・・』にはワーストのマイナスがなかったこともベスト10の1位の理由。ベスト10での得点のみ(即ちワースト10のマイナスがなければ)では、1位は『トウキョウソナタ』であった。
再度メディアのこと(映画についてノミ)を言えば・・・、勉強不足としか言えないだろう。それと、伝えなくてはならないものを伝えていないのではないか?
今回の『おくりびと』の滝田洋二郎のフィロムグラフィーの紹介も『コミック雑誌なんかいらない!(1986)』からのものが殆どで、それ以前の20本以上あるピンクの経歴を無視してしまっている。それでいいの?(この指摘は多くの人がしているが)である。
マスコミの勉強不足は今更ではない・・・ね。
先日書いた、週刊文春についてのものも同じことです。
このデジログへのコメント
> ジャスミンさん
私もこの映画好きです。
原作になったものも読みましたが、こちらも中々考えさせられました。
なるほど。そうだったんですか
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