- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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とまどったこと
2005年11月13日 10:47
先ほど土曜日の朝の定番、パン屋まわりにでかけた。
今日はちょっと忙しいので、せかせかと考え事をしながら買い物をこなし、いつものトルコ人のやっているパン屋に来て、焼きたての直径20cm、3cm幅ほどのリング状の胡麻がかかり、噛むうちにほのかに甘いカリカリに焼いたパンとクロワッサンを4つ買って3ユーロだというから、10ユーロ札を出した。
ぼやーっと考え事をしている手のひらに、はい、5ユーロと言って2ユーロ硬貨をわたされて、はっと気がついたとたん、ええっつと7ユーロ、、、、それで、これ2ユーロだろ、、、5ユーロだって?、、、、っと混乱した。
もちろん一瞬後に、ああそうだ、買ったのは3ユーロだからこの2ユーロで5ユーロになり、そのあとゆっくり2ユーロ硬貨2枚と1ユーロ硬貨が1枚続いたのだった。
どの、海外生活入門のガイドブック見てもこういうこと、当たり前に載ってるし、この25年毎日これで生活してるのに、生まれつきの習慣と言うか、いや、それは正確ではない、30歳までの日本での習慣、と言う方が正しいのだろうが、すぐおつりを計算して7ユーロを自動的に待機モードに即座に入力してしまう習慣、でも、それをいや、そうじゃないんだよ、ここでは、というふうに無意識に生活している隙間にこういうことが起こるのだ。
別に大したことではないし、日常問題なく何百回、何千回とこなしてきているのにたまにこういうことが起こる自分に驚くし、習慣の頑固さに舌を巻くのだ。
多分、こんなこと若い旅行者の経験譚とおなじことだと思われるかもしれないけれど、25年異国でその国の言葉に違和感なく暮らしているものの経験として記しているのだ。
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