晩餐男にさよなら

今日も晩餐男が短いメールをくれた。

「連絡がないけど心配です。」

メル友のノリなんです、たまに遊んだあとは
どこがどのくらい楽しかったかながながとメールしてくるし
返信がないと
「あのう。。」だし。
そもそも出会ったのは出会い系じゃなくてあなたの職場でしょう？

「俺は出会い系とか全然興味ないよ」
そういう情報はどうでもいいです><

今更ながらなにがしたい人なのか自分になにを求めているのか
最後までわからなかった。

決定的だったのはデリヘルの女を一万の小遣いで遊んでいる話をしてきたにもかかわらず、ホテルに誘ってきたこと。
いや、誰と遊んでいても私には初めからそういうことは考えてもなかったし、男としてみていなかったので。

断って以来、遊ぶ時間を勝手に延長したり普段柔らかい言葉しか使わないこの人が、ぶっきらぼうな男言葉を使い出した。
「じゃあな！気をつけろよ！」「今日は観光につれてってやるぜ！」

今思えば見苦しくあがいていたようにも思える。
自分を男として意識してもらおうと。
それを察して、男性としても初めから見たこともないしこれからもそうだということを言葉にしておけばよかったのかもしれない。

最後の晩餐でもう二度と会わないことにしようと思ったが、会わずに一方的に終わりにした。メールが着て困っているのは、一社会人として応対していたのでつい連絡ぐらいは？なんていう気持ちがあるから返信しようかと思っているところ。

でも、ホテルに誘うなんていうNGワードを言われたのでもう会うことはないだろう。

それでも普通に逢おうとしていたお人よしはもう卒業だ。
バイバイ。