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エロスと残酷がお好きな方へ

2005年10月28日 11:57

エロスと残酷がお好きな方へ

芸術か狂気か!?傑作か駄作か!?史劇かエロスか!?」

っていうのが公開当時のキャッチコピーだったらしいです
私が生まれた年の作品なので・・・
昨日のデジログに書いた「グラディエーター」に引き続きなんだかローマな気分なので調子に乗って書いちゃいます

   「カリギュラ

5代目ローマ皇帝暴君ネロは有名ですが、それに並び有名な暴君が3代目ガイウスカリギュラシーザー
シーザーの養子であったオクタヴィアヌスを初代ローマ皇帝とする、クラディウス家の3代目
西暦37年、25歳に祖父皇帝ティベリウス暗殺して即位
在位期間は西暦37年~41年までの僅か4年弱
西暦41年1月、29歳の若さで臣下より暗殺されます

以上の事はなんとなぁく作品観るまでは知っていましたが、どんな暴君だったかは知りませんでした
でも以前書いた「郵便屋」のティント・ブラス監督作なのであ~エロイんだろうな・・・
なんて内心思いながら、カリギュラ自身に惹かれていましたが、エロにも惹かれて借りました(笑)

にしても、役者さんの演技セリフは良かったです
なんか、演劇を観ているような熱演!?
カリギュラ役のマルコム・ムクダウェルとティベリウス役のピーター・オートゥイユの梅毒に侵された顔に凄みがありましたしカリギュラの妹、ドルシラを演じた女優さんも可愛かったです(って演技と関係ないか、笑)
セットや衣装も当時のローマを再現していて、決して嘘モノには感じませんでした
私、この時代は余り詳しくないから、何とも言えないけれど、恐らくこの作品も時代に忠実に描かれているんじゃないかなぁ・・・
調べたら面白いかもネ(^^)

肝心のエロシーンですが、「エロイ」は「エロイ」んだけれどグロ過ぎぃぃ!!
昔の残忍さや、残酷さって、私達は歴史の授業なんかでも、教えこまれてきた訳だけれど、いざ、映像化されると・・・

SM強姦乱交スワップレズ近親相姦陰謀裏切り、首狩機、公開出産、局部切りetc
局部切りなんか切ったものを犬に食べさせるから凄いよね・・・
首狩機はカリギュラが処刑される家臣に、卵を楽しそうにぶつけた後、あっけなくサクっと(笑)
見せ場は国庫再建の為に??と言って造らせた黄金の巨大売春
そこでは日々、元老院の妻達が必死に働いているわけです

妙にこの作品、ストーリーに関係ないえっちシーンの長回しが多いです(笑)
でも、役者さん達の演技は惹きつけられるんです

どうやら、後で知った話、この作品に46億円と言う大金をつぎ込んだのが「ペントハウス」ってイギリスアメリカ?の男性誌のお偉いサンだとか
この雑誌の事も私は知りませんが、出演しているハダカの人達はこの雑誌のモデルさん達らしい
それ知って、どう言う雑誌か想像つきました(笑)

モデルさん達はやっぱそれなりのスタイルや顔で、衣装(着てない人がほとんどだけれど・・・)や髪型も素敵なんですが、エロイばかりで「綺麗」ではなかったです
これは私の素直な感想で「男性が撮ったえっちシーンだなぁ・・・」って感じです
私は、エロ映画観るけれど、やっぱ女の人撮るなら綺麗に撮って欲しいと思うんですね!
私自身が写真撮られるならやっぱ綺麗に撮られたいって思うし、やっぱエロさの中に少しでも美しさを見出して、刺激を受けるのがエロ映画を観る目的ですから!
私は、特にえっち写真撮られる時は、綺麗に撮ってもらえないとその場で消させます!!
誰だって、オンナノコは「自分は可愛い」って心のどこかで思っていたいものです
それがあれば、自分に自信が持てるし、もっと可愛くなりたいとも思うし!
ティント・ブラス監督の映画って馬鹿馬鹿しい程エロいんだけれど、女性を美しく撮るから好きなんですけれど、この作品では余り思えなかったです
そしたら、数々のぼかしのかかったシーンは「ペントハウス」のお偉いさんが後から挿入したとか
(^^;

あぁ!だからこんな冒頭にも書いたキャッチコピーになったのねぇ・・・

私のこの作品の「芸術か狂気か!?」「傑作か駄作か!?」「史劇かエロスか!?」
の答えは解りません(笑)
ただ、カリギュラ自身、好き勝手やっていたけれど、とても可哀想に思えました・・・
結局、唯一信頼出来た妹、ドルシラを亡くしてから、周りに信頼をおける人が居なくて狂気が加速していった訳だから
彼は皇帝だけれど「神」ではありません
確かに、皇帝と言う立場、人から、尊敬される立場、人々の為に何が出来るかを考えられ、実行できる人でないと、ローマは納めきれないと思いますが、彼にはそんな心の余裕がなかったし、周りを変える事もできなかった、そんな一人の人間です
同情は出来ないし、理解も出来ないけれど、魅力は感じます(笑)

人は、歴史の中で残念ながら、善人よりも悪人からより多く学んできましたから!

この作品自体はエログロがお好きな方にオススメいたします・・・
(^^)

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